外壁の塗装剤には、昔ながらの塗り壁(モルタル)だけでなく、サイディングボードと呼ばれるパネルを張り合わせて家を守る塗装剤が流行っていますよね。
ただ、サイディングにもメンテナンスが必要なので、剥がれやひび割れ、穴や反り、欠けや雨漏りなどの目地の補修方法でパテなどや、補修と張替えどっちが良いのか、また、補修の費用や補修するときのDIYの注意点などについても知りたいのではないでしょうか。
それから、外壁サイディングの張替えリフォームで費用や時期、また、事例や工事期間などについても気になりますよね。
そこで今回は、外壁のサイディングの剥がれなどの補修方法や費用とDIYの注意点、また、張替え時期の目安などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
外壁のサイディングの剥がれなどの補修方法!費用やDIYの注意点も
出典:スルガ建設HP
外壁のサイディングは、モルタルよりもよく使われるようになっていますが、実はメンテナンスが必要で、維持に努力が必要になってきています。
ちなみに、サイディングボードは塗装された状態で工場から出荷されているため、何も保護目的の加工はされておらず、実は塗料で保護するための加工がされています。
なので、むき出しの状態で長持ちするというのは基本的になく、だいたい10年程度で塗装、20年以上経ったら塗装か張替えのリフォームが必要になります。
また、設置する方角によっても劣化に違いがあり、北側の面は日があたりづらく、乾きも悪いので、カビや苔が生えたり、凍結が起こることもあります。
それに対して、南や西は日の光が長時間当たっているので、膨張などで反りや剥がれ、ひび割れなどが起きるものです。
そこで、外壁のサイディングは日々のお手入れが重要になるのですが、次のような注意点があります。
・高圧洗浄機は使わない
外壁塗装の洗浄といえば高圧洗浄を使っている方が多いと思いますが、サイディングの場合は強すぎる圧力をかけると崩れてしまったり、凹んだり、塗膜が傷つく可能性があるので使えません。
そのため、ホースの水をバシャバシャとかけながら、柔らかいブラシなどで汚れを落とすというのが基本的なお手入れ方法になります。
ちなみに、ホースで水をかけるときには必ず上から下に向けてかけるようにし、下から突き上げるような水に対してサイディングは対応していないので、水漏れが起きる可能性があるのを防ぐようにしましょう。
・カビや藻、鳥のフンなどの汚れ落としに洗剤を使う場合
カビを落とすときは、窯業系や金属系のサイディングボードと相性が悪いので、アルカリ性や酸性の洗剤は使えません。
また、中性洗剤がこの場合は適していますが、中に粒子が入っているクレンザーなどで傷つく可能性もあるので使わないようにしましょう。
ちなみに、鳥のフンに関してはできるだけ早く取り除き、水だけで落とせない場合のみ、中性洗剤、ブラシ、雑巾などを使って丁寧に落とすようにしてくださいね。
外壁のサイディングの補修方法!
出典:住まいるオスカーHP
日々のお手入れや掃除で対応できる部分なら良いですが、どうしても補修できないひび割れや欠けなどについてはどのように補修するべきでしょうか。
ちなみに、外壁のサイディングの補修にはDIYでできるもの、業者に頼むべきものがあるので、次の通り見分けるようにしましょう。
・ひび割れ
サイディングのひび割れは、地震などが原因でない限り、水分を吸ったり、乾いたりしてしまうことでサイディングが動き、それによって起こっている可能性があります。
そのため、サイディングの貼り付けの時には、サイディングを並べてからつなぎ目の部分にゴム製のコーキング剤を詰めるのですが、経年劣化によりコーキングだけでは対応しきれずにサイディングボード自体に負担がかかりすぎている可能性が挙げられます。
この場合、素人では対応がしづらく、プロの業者に依頼をすることをおすすめします。
ちなみに、プロの業者では、ひび割れの表面部分をカッターで削り溝を作り、ゴミなどを取り除いてからプライマーというのを塗布して、そのあと、パテを埋め込んでいく作業をします。
最後に、補修用の塗料を塗布してパテ部分を保護して完了です。
・剥がれや反り
サイディングの剥がれや反りは、異常な日射の照りつけによる温度上昇や湿度、入り込んだ水分が入り込んだ水分が凍るなど過酷な気候が続くことで反り返る場合もありますが、基本的には経年劣化によって反ってしまうことが多いです。
こういう場合もプロの業者に依頼し、反ってしまっているボードを調査し、釘が外れてしまっていないか、数が少なくなっていないかをチェックして、必要に応じて端っこや中央に余計に釘を刺すなどして対処し、錆び止め用の塗料を塗って補修します。
・穴や欠け
穴が空いてしまったり、一部欠けてしまっているようであれば、サイディングボードそのものを変えてしまうという補修方法があります。
また、家全体のサイディングを取り替えるとなると数百万円する高額なリフォームになりますが、一枚だけであればそこまで高額にもならず、素人がDIYで行っても問題ない場合もあります。
ただ、サイディングは何もない状態から一枚一枚重ねて貼っていくものなので、一枚だけ取り替えるという補修方法が適していない場合もあり、この場合は取り替えるボードを部分的に削るなどして付けていく必要があります。
なので、こうした方法もできればDIYに頼らず、専門的な知識を持った業者に任せるようにしましょう。
・雨漏り
外壁から雨漏りをしている場合、サイディングの場合は下地まで水が入り込んでいる可能性があります。
そのため、業者に依頼した方がよく、外壁をめくって下地(二次防水)修理をし、後日に塗装工事及びシーリング工事をする補修方法か、現在の外壁の上から新しく金属サイディングを貼るカバー工法か、どちらかで行うことになります。
この場合、塗装か、カバー工法での対応になりますが、カバー工法の方には「費用が高い」というデメリットはあるものの、塗装に比べると雨漏りを繰り返す可能性は低くなります。
それに対して、外壁塗装は傷んだ上に塗装をするので、雨漏りの状態によっては今後も繰り返す可能性がありますし、サイディングの反りなどが発生している場合は復旧しにくくなります。
そのため、補修と張替え、どちらが良いかは素人で判断せず、プロの業者の判断に委ねるようにしましょう。
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外壁のサイディングの張替え時期と事例!
外壁のサイディングは、前述でお伝えした通り20年程度経っているのであれば張替えリフォームを検討する必要があります。
そして、30坪の家の場合、塗装は60万~200万円程度なのに対して、張替えだと60万~300万円、カバー工法なら60万~200万円が相場の目安です。
そのほか、リフォームに必要な足場の組み立て、解体代、古くなった建材の廃棄代なども加わってくるので、さらに費用がかかることを想定しておく必要があります。
出典:ホームプロHP
ちなみに、こちらは実際に外壁サイディングの張替えリフォームを行った事例で、築年数20年ほどで行い、工期は全体で2週間、費用は135万円でした。
こうした外壁サイディングには専門的な知識を要するので、業者選びに失敗すると、リフォームの費用が水の泡になるケースもあるので、よく検討する必要があります。
なので、依頼するときには複数の業者から見積もりを取り、慎重に選ぶようにしてくださいね。
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外壁サイディングにリフォームするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、外壁サイディングについて、剥がれやひび割れ、反りなどのケース別の補修方法とDIYで行う場合の注意点、補修と張替えのどちらが良いかなどについても紹介しましたね。
なので、こうした外壁サイディングの張替えリフォームをするなら、まず施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。
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