内壁

デラクリートとは?特徴と価格や施工単価!耐火性能や厚みの注意点とリフォーム事例も

Pocket

デラクリートとは、1980年代はじめに世界最大の石膏ボードメーカーUSG社により開発されたセメントボードの壁材システムです。

なので、デラクリートの特徴で厚みや耐火性能、タイルや仕上げ、納まりなどの施工要領、また、価格や施工単価などについても知りたいのではないでしょうか。

それから、デラクリートを使った方のリフォーム費用や事例、また、工事期間などについても気になりますよね。

そこで今回は、デラクリートとは何か、その特徴と価格や施工の単価、また、耐火性能や厚みの注意点とリフォーム事例などについても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

デラクリートとは?その特徴や価格!厚みの注意点や施工単価など

出典:建築知識研究所HP

デラクリートは、1980年代はじめに世界最大の石膏ボードメーカー、USG社(UNITED STATES GYPSUM CORPORATION)により開発された「無機軽量骨材イリポルトランドセメントモルタル」を芯材に、両面にガラス繊維ネットを埋め込んで補強したセメント系ボードを基材とした外・内壁材システムです。

また、日本でも1990年に国土交通省が新素材としてデラクリートを研究され、その結果、物性、防火性、耐火性、耐久性、施工性などあらゆる点において優れていることがわかり、日本の気候風土や住環境に最適な新材料であるとしました。

ちなみに、耐火性能、省エネルギー対策、劣化対策においても評価が高く、また、仕上げ剤に対する自由度も高く、塗り物からタイル、擬石などの貼りものまで各種仕上げ剤と組み合わせが可能で、オールラウンドな壁材です。

出典:吉野石膏HP

「デラクリートセメントボードシステム」は、910mm×1920mm(または910mm×2000mm)のセメントボードを継ぎ合わせて施工しますが、専用のガラス繊維テープで継ぎ目を補強して、専用ベースコートで下地調整し、半乾半湿の工法で施工するので、目地のほとんどない大壁を作ることも可能です。

出典:吉野石膏HP

また、デラクリートセメントボードシステムは、各種湿式系塗り剤はもちろん、タイルや擬石などの貼り剤による仕上げにも対応するとお伝えしましたが、同じ壁面上で塗り剤とタイル、擬石を組み合わせることも可能です。

ちなみに、デラクリートセメントボードシステムは丸ノコで簡単に分断ができるので、ボードの重ね貼りなどにより隅石、要石、飾り縁などのデザインが比較的容易に行うことができ、しなやかな特性を生かして、最小曲げ半径2.4までの曲面壁を施工現場で容易に作ることができます。

さらに、デラクリートセメントボードシステムは、外装だけでなく、内壁・床・天井間しきり壁の不燃下地として、また、湿度の高い浴室やキッチン、洗面室、トイレなどの水回りなどにも下地剤として、優れた性能を発揮します。

出典:吉野石膏HP

そんなデラクリートセメントボードシステムは、合理的なシステム工法なので、従来の木ずりモルタル工法に比べてのべ作業人数も半分以下で済み、工期も短縮することができ、鉄筋コンクリート造などに比べたらはるかに短い工事期間で済ませることが可能です。

以上がデラクリートセメントボードシステムの施工要領になり、とてもシンプルでわかりやすいことが伝わると思いますが、以下2点だけ注意点があります。

・デラクリートセメントボードシステムの注意点その1

鉄骨造で使用する場合は、胴縁間隔は455mm以下とし、胴縁材のたわみは1/240以下で張り仕上げの場合は、仕上げ材の設計基準と比較し、安全側の設計をしてください。

・デラクリートセメントボードシステムの注意点その2

在来工法の浴室にデラクリートセメントボードシステムを使用する場合は、耐水合板などをセメントボードに置き換え、間柱とセメントボードの間には防湿防水シートを使用すると安全です。

デラクリートセメントボードシステムの価格や施工単価は?

デラクリートセメントボードシステムの定価は、1平方メートル2,460円が目安です。

また、施工単価は1平方メートル8,000円~13,000円なので、材料代と施工費を合わせると1平方メートルにあたり10,000円~15,000円程度が相場の目安になります。

スポンサーリンク

デラクリートのリフォーム事例は?

デラクリートセメントボードシステムは、ちょっとした内装のリフォームにも向いているのですが、その柔軟性や勝手の良さから、リフォーム事例を探すと大きな物件がたくさん出てきます。

出典:エムズHP

出典:建築知識研究所HP

このように、柔軟性を生かした物件が非常に多いので、イメージに近いのであればぜひ、試してみてくださいね。

スポンサーリンク

デラクリートセメントボードシステムでリフォームするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!

今回は、デラクリートセメントボードシステムについて、その仕組みや特徴、また、施工要領や単価などについても紹介しましたね。

ただ、こうしたデラクリートセメントボードシステムでリフォームする場合、今回の内容からかなり専門的であることもわかったので、独学でDIYに挑戦するよりは失敗のリスクを避けた方が無難ですよね。

なので、デラクリートセメントボードシステムでリフォームするなら、まず施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。

とはいえ、3社以上のリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりません。

その上、リフォーム業者には大手から地元の個人業者まで幅広く存在し、中には法外な値段を請求してくるような悪徳業者がいます。

そのため、「どの業者へ依頼をしたらよいかわからない」、「1回の工事で300万円以上も余計にぼったくられた」という方をたくさん見てきました。

だからこそ、安全で信頼をおけるリフォーム業者を見つけるには、ネットで無料の一括見積りを依頼できるリショップナビがオススメです。

というのも、リショップナビは簡単な情報を入力するだけで、全国1500箇所以上の会社からあなたが希望する最適な業者を教えてくれます。

そして、最大5社の見積りをだしてくれるリフォーム専門のオンラインサービスなので、材料費などの価格や業者のこれまでの実績も含めて、希望や条件に最も合う業者を選択することができますよ。

そのため、たくさんの業者に別々に相談する時間や手間が省けて嬉しいですよね。

さらに、あなたが希望した条件と合わないのに無理やり契約を薦められることもなく、安心して見積りを受けることができます。

また、費用のことだけでなくリフォーム自体の相談に気軽に乗ってもらいたい方にもオススメなので、リフォームするべきかどうか、まだ迷っているアナタでも判断する上で役立つサイトです。

さらに、リショップナビには、独自の厳しい審査に通過した会社しか加盟していないですし、万一、契約したリフォーム会社が施工中に倒産してしまい、リフォームが完了しなかった場合に備えて、「リショップナビ安心保証」も用意されています。

そのため、もし契約会社に不測の事態が起こってもリショップナビへすぐ連絡できて安心です。

なので、デラクリートセメントボードシステムでリフォームをするなら、今すぐリショップナビのサイトで簡単に作れる見積りをチェックしてください。

そして、今考えているリフォームの適正な相場を調べて、安心して任せられる最安値の業者を見つけましょう!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【完全無料】30秒の簡単入力!最大50%オフでお財布に優しい

お得な見積りならリショップナビ!