レンガの外壁というと丈夫で安全そうなイメージがありますが、実際はいいことばかりではありません。
なので、レンガの外壁のデメリットや塗装、価格、メンテナンスの頻度やおしゃれにするコツで白を選んだ事例、また、DIYの注意点などについても知りたいのではないでしょうか。
それから、レンガ外壁へリフォームする費用、事例、また、工事期間などについても気になりますよね。
そこで今回は、レンガ外壁のデメリットとメンテナンスやリフォームでDIYの注意点、また、おしゃれに仕上げるコツなどについても詳しくお伝えしていきます。
目次
レンガ外壁のデメリットとメンテナンスやDIYの注意点!おしゃれにするコツも
レンガというと歴史的なレンガ造りの建物が多く、一般住宅向きではないというイメージが強いですが、近年ではレンガ内部に基礎からの鉄筋を通す穴を設け、強度問題が解決できるようになったことから、耐震性の問題もクリアになり、一般住宅でも使われるようになりました。
そんなレンガの外壁の住宅には次のようなメリットがあります。
・メリット1:メンテナンスフリー
レンガそのものは、メンテナンスフリーと言われていて、経年変化と共に美しく変わっていく様も楽しみと考える方が多く、人気があります。
ちなみに、コンクリートやタイルの家に比べても、ランニングコストがほとんどかからないのが助かりますよね。
・メリット2:耐熱性能と蓄熱性能
レンガは耐熱性能と蓄熱性能を持っていることから、夏はひんやり、冬は暖かいという特徴があり、年間を通して一定の室内温度を求められる大型倉庫のうち、古くからあるものはレンガ造りのものも少なくないですよね。
これは、レンガの内部に無数の小さな気泡が存在するからで、レンガそのものが多少ながらも断熱効果を持っていることも理解できますが、レンガの実力は耐熱性能と蓄熱性能で、イメージ的にはコンクリートの家に近いものと理解すると良いでしょう。
一方で、デメリットには次のようなものがあります。
・デメリット1:簡単にリフォームができない
鉄筋を使い、ガッチリと組んでしまったレンガの家の躯体(くたい)は、コンクリートの家と同様、手を入れにくくなるので、サッシの入れ替えなど壁面に触れなければならないリフォームには大掛かりな工事・費用がかかることになります。
また、家の内部のうち壁や断熱材を省くことはしないので、これらがシロアリの被害にあうと、その木材を剥がすのにとても大変な作業になります。
・デメリット2:蓄熱性による熱中症の危険性
レンガが蓄熱性を持っていることで、外気の寒さも暑さも取り込むことで、室内の熱を逃がしにくくなり、特に夏は室内が暑くなるため、熱中症で倒れる危険性もあります。
・デメリット3:施工業者が限られている
一般住宅にレンガが使われるようになってからまだ歴史が浅いため、施工業者や建築家の数も少なく、選択肢が限られています。
・デメリット4::単価が高めで、工期も長めになる
レンガの家は一つ一つのレンガを職人が手で積んでいくため、コストが高くなってしまい、坪単価で言えば70万円~が目安になり、価格帯が高めで、工期も長くなりがちなので、予算面でも時間面でも余裕がある家でないとレンガへのリフォームは難しいです。
ちなみに、費用を安く抑えようとしてDIYに挑む方がいますが、DIYで外壁にレンガを張る場合、その範囲は安全に作業ができる1階の壁までにしましょう。
レンガの施工は、モルタル、レンガ、コテなどの道具を使い、材料自体も重量がかなりあるので、地面に材料を置いての作業は比較的容易であるものの、脚立を使用して、慣れない高所でレンガを平行に貼っていくのは作業の難易度も高く、転落の危険も伴います。
また、脚立ではなく足場を自分でレンタルすると、初期費用は10万円を超えることがほとんどで、レンガの施工にはそれなりに時間や日数がかかり、さらに費用がかかってしまいます。
なので、初心者であればアクセント程度など小面積から挑戦するのがお勧めで、コーナー部分のみ、玄関周りのみ、などにとどめておくようにしましょう。
レンガ外壁へのリフォームでおしゃれにするコツは?
レンガは色の組み合わせや他の外壁材との組み合わせで部分的に使ったとしても、その使い方によっては外壁がダサいと言われてしまう状態になりかねません。
そこで、おしゃれに仕上げたい!という方に断然お勧めなのが、白です。
白なら、レンガ以外でも漆喰の壁などで注目されていますし、レンガタイルでも白を取り入れると突然おしゃれな壁にできますよ。
例えば、こんな風に部分的に使っても輸入住宅っぽくなって素敵ですね。
ちなみに、レンガ自体は色あせがないので、慎重に選べば理想通りの素敵な外壁に仕上がりますが、どうしても汚れが気になると思うので、しっかり防汚コーテイングするようにしてくださいね。
スポンサーリンク
レンガ外壁へリフォームする費用、事例、工事期間は?
現在の日本の住宅では、サイディングボードやタイルなどの外壁材を張る、またはモルタルなどの塗る外壁がほとんどで、木造在来軸組工法とレンガ積みを組み合わせた施工法もありますが、手がける施工会社はそれほど多くありません。
ちなみに、一棟で一万個以上のレンガが必要になることや、専門職人がひとつずつ手積みするので工期が長くなることから、リフォーム費用が高額になってしまうのが実情です。
また、本物のレンガで外壁を作ろうとした場合、日本建築学会では安全のために使用するレンガやモルタルの圧縮強度、壁の厚さ、高さ、面積、また床と壁の面積率なども細かく規制していきます。
このように、住宅外壁にはハードルが高いので、リフォームの際にはレンガ調のタイルやサイディングボードを使用することをお勧めしています。
・レンガ調タイル
外壁用のタイルにはレンガ調のものが多く販売されており、ブリックタイルやレンガタイルなどメーカーによっても様々で、質感も異なり、耐久性に優れています。
この場合は、下地パネルが約5,000円/平方メートルで、レンガ調タイル材工価格が約7,000~12,000円/平方メートルなので、外壁面積が100平方米ならば、約120万~170万円になります。
・レンガ調サイディングボード
窯業系サイディングボードにもタイル調のものがあり、一枚ずつ張るタイル外壁と異なり、サイディング外壁は約455×3030mmの大きさのボードを張る工法です。
また、この場合は商品ごとの価格によって異なりますが、外壁面積が100平方メートルの場合なら、約55万~64万円程度にもなります。
・レンガ調に外壁塗装
レンガ調の外壁にリフォームする方法として、既存のタイル調サイディングボードの凸凹部分を塗り分ける方法があり、色分け塗装、塗り分け塗装、また、タイル柄工法などと呼ばれる立体感のある外壁塗装もあります。
この場合、使用するカラーの種類にもよりますが、外壁面積が100平方米の場合、約32万~55万円ほどになります。
このように、方法ごとに基本の価格が異なり、さらに足場の設置、高圧洗浄など様々な費用が乗ってくるので、実際には70万~100万円ほどになることがほとんどです。
出典:パナソニックHP
こちらは実際にレンガ調のサイディングにリフォームした事例で、劣化が目立っていた外壁をレンガ調サイディングにし、落ち着いた雰囲気になっています。
そして、こちらは施工期間が2週間、施工費は150万円でした。
スポンサーリンク
外壁をレンガにリフォームするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、外壁のリフォームでレンガにする場合、レンガのメリットとデメリットについて整理し、おしゃれに仕上げるコツや、リフォームした事例などについてもお伝えしましたね。
ただし、外壁をレンガにリフォームをするなら、まずは施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。
とはいえ、3社以上のリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりません。
その上、リフォーム業者には大手から地元の個人業者まで幅広く存在し、中には法外な値段を請求してくるような悪徳業者がいます。
そのため、「どの業者へ依頼をしたらよいかわからない」、「1回の工事で300万円以上も余計にぼったくられた」という方をたくさん見てきました。
だからこそ、安全で信頼をおけるリフォーム業者を見つけるには、ネットで無料の一括見積りを依頼できるリショップナビがオススメです。
というのも、リショップナビは簡単な情報を入力するだけで、全国1500箇所以上の会社からあなたが希望する最適な業者を教えてくれます。
そして、最大5社の見積りをだしてくれるリフォーム専門のオンラインサービスなので、材料費などの価格や業者のこれまでの実績も含めて、希望や条件に最も合う業者を選択することができますよ。
そのため、たくさんの業者に別々に相談する時間や手間が省けて嬉しいですよね。
さらに、あなたが希望した条件と合わないのに無理やり契約を薦められることもなく、安心して見積りを受けることができます。
また、費用のことだけでなくリフォーム自体の相談に気軽に乗ってもらいたい方にもオススメなので、リフォームするべきかどうか、まだ迷っているアナタでも判断する上で役立つサイトです。
さらに、リショップナビには、独自の厳しい審査に通過した会社しか加盟していないですし、万一、契約したリフォーム会社が施工中に倒産してしまい、リフォームが完了しなかった場合に備えて、「リショップナビ安心保証」も用意されています。
そのため、もし契約会社に不測の事態が起こってもリショップナビへすぐ連絡できて安心です。
なので、外壁をレンガにリフォームをするなら、今すぐリショップナビのサイトで簡単に作れる見積りをチェックしてください。
そして、今考えているリフォームの適正な相場を調べて、安心して任せられる最安値の業者を見つけましょう!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【完全無料】30秒の簡単入力!最大50%オフでお財布に優しい