同じ軽量鉄骨構造の住宅でも耐用年数などが異なりますが、積水ハウスの軽量鉄骨はどうなのか、気になるところですよね。
なので、積水ハウスの軽量鉄骨の厚みや暑さで肉厚や防音性、耐震性、法定耐用年数、坪単価、また、工法で基礎や外壁などについても知りたいのではないでしょうか。
それから、積水ハウスの軽量鉄骨にリフォームした方の評判も気になりますよね。
そこで今回は、積水ハウスの軽量鉄骨の厚みや防音性と耐用年数、また、リフォーム坪単価などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
積水ハウスの軽量鉄骨の厚みや防音性!耐用年数についても
建物の構造は大きく分けてRC物件、SRC物件、重量鉄骨、軽量鉄骨、木造の5種類になりますが、軽量鉄骨ひとつとっても耐用年数は一種類ではありません。
軽量鉄骨とは、厚さが4mm未満の鋼材のことで、すべての部材を前もって工場で生産し、現場で組み立て設置する「プレハブ工法」で作られるのが一般的で、工期が非常に短く済むので建築コストが安く済む反面、同じようなデザインになりやすく、個性がないというのがデメリットです。
また、鉄骨に厚みがないので、3階建て以上の建物にはあまり向かないと言われてきましたが、最近では軽量鉄骨の3階建て、4階建ても見かけるようになってきました。
そんな中、積水ハウスの注文住宅や賃貸アパートの多くは軽量鉄骨のプレハブ工法で作られています。
こうした軽量鉄骨の耐用年数は、国税庁が発表しているもので「19年」と「27年」がありますが、これは厚みによって分かれていて、ハウスメーカーごとに異なるわけではありません。
出典 お宝物件の探し方HP
ちなみに、4mmを超えると法定耐用年数は34年になるので、4mmを超えた鉄骨のことを重量鉄骨と呼ぶ場合もまれにあります。
ただ、これから購入する物件の鉄骨の厚さが何ミリなのか、業者の営業マンが把握していない事が多く、まれに素人が見ても軽量鉄骨と思われる物件のことを重量鉄骨だと言い張る業者もいたりします。
なので、購入前に確実に鉄骨の厚さを知りたいのではあれば、直接メーカーに問い合わせた方が無難ですね。
ちなみに、軽量鉄骨にはデメリットがいくつかあって、
・耐久年数が短い
・低層物件が多く、リフォームしにくい
・防音性に劣る
・積算評価が低い為、銀行融資が通りにくい
といったことが挙げられます。
ただ、物件価格が安く、固定資産税も安く、修繕費や解体費用が安い、減価償却費が多く取れるなど価格面でのメリットが多いので、予算が少ない場合は軽量鉄骨を選択するのは良いでしょう。
積水ハウスの軽量鉄骨の特徴
積水ハウスは業界最大手のハウスメーカーであり、平成28年1月時点の累計販売個数は228万戸と他社を圧倒しています。
そして、多種多様なラインナップを揃えていることが特徴的で、その坪単価は73円/坪あたりとなっており、平均的な家の大きさは43坪なので、積水ハウスの平均的なサイズの家を立てようとすると約3200万円になります。
そんな積水ハウスの工法は「軽量軸組工法」といって、一般の工務店で見られる筋交いを地震対策の基本としている構造です。
ちなみに、この工法の良いところは、間取りなどの設計の自由性で、好きな間取りを作りやすい点です。
普通は、思い通りの間取りはなかなか作れるものではないので積水ハウスの良い点と言えますね。
ただし、この工法は強度を重視している工法ではなく、地震に対して揺らす事でエネルギーを逃す考え方なので、大地震の場合は非常に影響を受けやすく、構造は耐えられてもクロスが敗れるなど内装材に大きな影響を及ぼしやすいです。
そんな中、積水ハウスは「シーカス」という制震装置を設置して揺れの軽減をしています。
この「シーカス」というのは、くの字をした装置で大きな地震の揺れの時でもエネルギーを吸収してくれる優れモノで、地震エネルギーの全てを吸収できるわけではないですが、家の変形を約半分に抑えることができるので、構造に対してのダメージや内装、家具、壁クロスなどの損傷を大幅に防げるということになります。
ちなみに、錆び対策として下地塗装の上に亜鉛メッキ、カチオン電着塗装と3層塗装をしているので、軽量鉄骨の耐久性の低さをカバーしています。
また、基礎にも特徴があり、「布基礎」という工法で基礎を作っているのですが、積水ハウスの場合は下の部分が四角形ではなく円狐型になっています。
こうする事によって基礎の欠けやすさを防ぐことができます。
その他の特徴として、外壁の取り付け方にも特徴があり、通常よく見られる外壁の取り付け方は、釘やビスを打ち込んで固定しますが、これだと地震で壁が揺れた時に地震エネルギーがそのまま外壁にも伝わって一緒に揺れてしまいます。
その点、積水ハウスの場合は「ロッキング工法」というのを採用しており、これは通常の釘やビスで固定するのではなく、特殊な金具で固定することで、壁からの振動エネルギーを逃す工夫がされています。
ちなみに、次のような保証やアフターケアがついてきます。
・構造躯体と雨水侵入防止部分(20年)
・無料点検は引き渡し後、5年目、10年目、15年目
・有料点検は20年以降60年目まで10年ごと
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積水ハウスの軽量鉄骨にリフォームした方の評判や代表的な口コミと特徴まとめ
それでは、実際に積水ハウスの軽量鉄骨にリフォームした方の代表的な口コミで良いものと悪いものをそれぞれチェックしていくとともに、口コミの特徴や注意点もお伝えしますね。
1、良い口コミは?
・口コミ1
4年前に積水ハウスで建てました。
家族全員が集まるリビングを開放的に広々としました。
リビングで一番好きなところは勾配天井にした天井です。
一番高いところで4メートルもるので、見上げると結構落ち着きます。
この天井にシーリングファンを付けているのですが、年中大活躍です。
シーリングファンは夏だけのイメージですが、冬の暖房でも効果的ですよ。
・口コミ2
わが家はまもなく築7年の軽量鉄骨の家ですが、今の家に夫ともどもとても満足しております(^^)
冬寒い・・・というのは家の向きも関係あるのかも・・。
わが家は南向きの家なので冬は日が入ってとても暖かく昼間はエアコンをつけることがありません。
ご近所さん(木造・T建設で建てた方)が来られると『あったかいね~!』と言われます。
・口コミ3
積水ハウスの軽量鉄骨に住んで、10年。
この間地震や台風がありましたが、何の問題もなく過ごしてきております。
今の仕様では、免震仕様もありますが、私の時はついていないのですが、東日本震災時も揺れましたが、外壁・内装とも損傷なし。
10年点検でちょうど点検出来ました。
夏も冬も快適です。
2、悪い口コミは?
・口コミ1
以前住んでいた家は、木造2階建てで隙間風が入り込むような古い家でした。
今の家は軽量鉄骨ダインコンクリートで、良い仕様だと思っていたのですが・・・
床暖だけだとなぜ今の家の方が寒く感じるのでしょう??
積水ハウスは冬寒いと思います。
暑さ寒さの感じ方は人それぞれですが、やっぱり鉄とコンクリの家は寒いのでしょうか。
ガッカリです。
・口コミ2
冬対策がゆるかった・・・
家にいると「寒い、、」と感じて、エアコンを入れていますが、なかなかLDK全体が暖かくなりません。
前に使っていた石油ファンヒーターを投入しようか悩んでおります。
新築なので、できれば避けたいところですが・・・・
・口コミ3
正直、積水ハウスの家は寒いです。
展示場勤務の大半の社員も、「寒すぎる」と感じています。
しかし、その事を正直言うわけにはいかないので、お客様に対しては「高断熱・高気密」をアピールし、冬は暖かく夏は快適な室温環境であるように営業各人のセールストークを考えています。
現に、展示場内の暖房機器の個数を数えてください。
大容量のエアコンと床暖房をつけているはずです。
積水ハウスの軽量鉄骨リフォームの口コミの特徴とそこからわかる注意点
積水ハウスの軽量鉄骨住宅を購入した方、リフォームした方は基本的に満足しており、住みやすいと喜んでいる方が多いのですが、冬の寒さ対策はしなければならないようですね。
ただ、家の向きを工夫していればそれも問題ないようなので、暮らしやすく使いやすい家作りなら、積水ハウスの軽量鉄骨は評判がいいと言えるでしょう。
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積水ハウスの軽量鉄骨を使ったリフォームするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、積水ハウスの軽量鉄骨について、その耐用年数や厚さ、工法の特徴で基礎や外壁、坪単価などを紹介し、使っている方の口コミをチェックしてみたところ、冬に寒くなりやすいというデメリットがありましたが、家の向きに気をつければ問題ないことがわかりましたね。
ただし、こうした積水ハウスの軽量鉄骨を使ったリフォームをするなら、を安全に済ませるためにも、まず施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。
とはいえ、3社以上のリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりません。
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