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外壁の板張り(木材)の種類や価格とリフォーム費用!メンテナンスについても

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板張り(木材)の外壁は温もりがあって、おしゃれでモダンなので憧れている方が多いですよね。

なので、外壁の木材の種類や価格、防火性や耐久性などのメリットとデメリット、劣化の注意点、縦の板張り、メンテナンス方法や時期、費用、また、DIYする際の注意点などについても知りたいのではないでしょうか。

それから、外壁の板張りでリフォームする費用や事例、また、工事期間などについても気になりますよね。

そこで今回は、外壁の板張り(木材)の種類や価格とリフォーム費用、また、メンテナンスなどについても詳しくお伝えしていきます。

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外壁の板張りの種類や価格!メンテナンスについても

家の印象を大きく左右する外壁は、木材を使うとよりナチュラルな雰囲気の住宅になり、温かさも加わって素敵な雰囲気になりますよね。

出典:カトリホームHP

板張りは、下見板張りや羽目板張りとも呼ばれ木材を使った外壁で、水が入ってこないようにするため板張りをし、古くから日本の住宅に用いられてきた外壁材です。

ちなみに、木材にはヒノキ、マツ、スギなどの種類が使われ、断熱性と調湿性が高いのが特徴です。

ただ、水には弱く、雨風にさらされると色褪せや腐食が起こる原因となり、定期的な塗装や防腐剤の塗布などのメンテナンスが重要になります。

これらのことを含めて、木材外壁のメリットやデメリットは次の通りになります。

1、メリット

・廃版がない

特殊な加工や塗装がされている工業製品のようなものを使わない限り、同じものが入手できるので、20年後などに増築しても同じ外壁が張れます。

・施工法によって交換が簡単

施工方法によっては簡単に、しかも部分的な交換が可能です。

ただ、その施工方法は縦張りにして板同士を突き抜けに張り、突き抜けた部分に上から押し縁(目板)を打ち付けるという簡単な施工方法なので、実加工したものだと部分交換が難しくなります。

また、南面は強い日差し、風雨によって乾燥収縮が激しく、外れてしまう可能性もあります。

・樹種や施工によって丈夫で長持ち(耐久性が高い)

国産材であれば松やヒノキの赤身部分、杉、サワラの赤身部分あたりが丈夫で、湿気に強く、屋根の軒を深くとり、上記の材を縦張りに施工すると塗装なしでも長持ちします。

もちろん、雨や紫外線で日焼けし、経年変化はしますが、色の経年美を楽しめると考えれば他の材質より優れていますし、壁として支障がなければ、これを経年美化と捉えるか、経年劣化と捉えるかは人それぞれですね。

・樹種や加工、製品によって価格が抑えられる

木の外壁のコストは、先に述べたような簡易的な施工方法であれば、杉やカラマツなら窯業系サイディングよりも安く施工できます。

また、国内では国産杉の中心部分のみを乾燥したものを使っているので、とても耐久性にも富んでおり、この木材は木材保護塗料で施工し、その代金を乗せても、一枚あたり1,000円ちょっとなので非常に安く済みます。

それに対して、一般的に使われている窯業系サイディングは普及品でも一枚あたり3,000円程度なので、木材はその1/3程度でリフォームができるということになりますね。

ただ、建物の形状や工務店などによっては異なるので、この点については一概に言えません。

また、木材の外壁にはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。

2、デメリット

・割れ、ささくれがある

当然の事ですが、天然の木材は割れるし、ささくれができるのですが、部分的に割れる程度がほとんどですし、強度が変わるわけではないので、修理すれば問題ありません。

・ねじれ、寸法の変化がある

天然の木材は経年でサイズが変わり、ねじれることがありますが、定期点検やメンテナンスをしていれば大きな問題にはなりません。

・虫がわく

木材の種類にもよりますが、人の目で見て綺麗な白系の木材は、虫にとっても居心地が良く、シロアリや蜘蛛の巣などの発生が多いです。

・腐る、カビが発生する

木の性質上、腐るしカビが発生するというのは当然ですが、最近では24時間の換気が義務化されているので、それほど心配はいらないですし、お風呂の近くなどは少し注意しておく程度です。

・防火性

木造住宅というと「火災に弱い?」と思ってしまいますが、最近のメーカーの商品であれば、新湊創建の「ウイルウォール」や「ナチュレウォール」などは万一の火災でも燃え広がらない、燃え移さないといった高い防火性能が売りです。

なので、古い木製外壁の住宅に住んでいる方は、最新の木材の外壁にリフォームすることで、防火性を確保することができるのでオススメです。

また、現在では準防火地域の場合は外壁に木材を使っても、内壁に壁紙を使うことで準防火性能にも適していると判断されるのが一般的で、使用も可能です。

ただ、基本的に防火地域には適さないですし、市町村の条例や建築主事の判断によって変わることがあるので、一概には言えないため注意してくださいね。

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外壁の板張りのリフォーム費用や事例!工事期間も

板張りの外壁は、経年変化も楽しめるところが良いところですが、耐久性の維持のためにメンテナンスは10年に一度の頻度で行うのがベストです。

ちなみに、メンテナンス方法としては、既存の板張りを張り替えて、新たに塗装剤を取り付けるものと、現在の外壁を新しい塗装剤で覆ってしまうという二通りの方法があり、前者は材料費と解体費がかかるので、費用は約200万円ほどになりますし、工期は約1ヶ月と長くなります。

それに対して、重ね張りの方は100万~150万円程度でできることが多く、リーズナブルです。

ただ、この重ね貼りのデメリットとして、既存の塗装剤を剥がして下地を目視できないので、外側からはわからなかった腐食や、シロアリ被害を見逃すことになります。

しかも、重ね張りは単純に言えば倍の負荷がかかることになるので、構造上問題ないか、よく見極める必要があります。

さらに、重ね張りを行うことによって断熱性と耐震性が上がると説明する業者が多いのですが、実際はきちんと下断熱改修や耐震改修をしないと確実な効果は保証されないので、断熱性や耐震性を目的として重ね張り工法を行うのは避けるようにしましょう。

また、費用を抑えるためにDIYで行おうとする方もいますが、外壁張替えの技術は専門的な知識と技術を要するもので、素人がなんとなくで手を出すと、かえってトラブルが起き、将来的に費用がさらにかかる可能性もあるので、プロの業者に依頼するようにしてくださいね。

出典:ホームプロHP

こちらは平家の戸建住宅のリフォームでトタンをやめて、全面杉板の鎧張りにリフォームした事例で、3ヶ月以上の工期がかかっており、費用も120万円と安くはないですが、とっても素敵な雰囲気に仕上がっています。

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外壁の板張りのリフォームをするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!

今回は、外壁の板張りのリフォームについて、板張りのメリットやデメリットで経年変化や耐久性の高さ、防火性については心配がないことなどについてお伝えし、実際に板張りにリフォームした素敵な事例も紹介しましたね。

ただし、こうした外壁の板張りのリフォームをするなら、まずは施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。

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