バルコニーやベランダには、屋根が取り付けられていることがありますが、これをバルコニー屋根と言います。
なので、バルコニー屋根のおしゃれな事例のオススメと折りたたみ式や可動式、YKKなどメーカー商品の価格、後付けで自作しDIYする場合の注意点、また、目隠しなどについても知りたいのではないでしょうか。
それから、バルコニー屋根は必要なのか、その掃除の方法や建ぺい率と建築基準法、また、設置することによって発生する固定資産税などのデメリットなどについても知りたいのではないでしょうか。
そこで今回は、バルコニーの屋根のおしゃれな事例と後付けでDIYの注意点、また、固定資産税などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
バルコニー屋根のおしゃれな事例や後付けでDIYの注意点
バルコニー屋根と一口で言っても、屋根の前枠部分が丸いアール形状の「R型」とスタイリッシュなデザインが人気の「フラット型」があります。
・R型
・フラット型
そんなバルコニーですが、屋根が付いていることで、雨露から洗濯物を守ることができるので、天気を気にせずお出かけすることができるというメリットがあります。
なので、前日に天気予報を見て洗濯をしようか迷うことも少なくなり、洗濯物がたまりにくくなりますよね。
また、バルコニー屋根が日差しや熱線も和らげるので、室温の上昇を軽減し、クーラーの効き目が良くなり、電気代の節約にもなるので、快適かつエコに生活することができますよね。
ちなみに、バルコニーは鳥の糞害にあうこともありますが、こうしたトラブルもなくなりますし、安心です。
また、バルコニー屋根の中でも前面パネルがついているタイプなら、内側の目隠しになり、見えにくくなるので、安心して洗濯物を干すことができて、しっかりとプライバシーも守れるようになりますね。
そのほか、バルコニー屋根によって窓際のフローリングの劣化を防いだり、日差しや熱線を防ぐことができるので、椅子を出してのんびりとお茶を飲んだりする空間に変えることができるなど、メリットがたくさんあります。
おしゃれなリフォーム事例
何かとメリットの多いバルコニー屋根ですが、昔のタイプだとちょっと格好悪いものが多く、おしゃれではないのが気になるなぁという方が多いのではないでしょうか。
そんな方のために、おしゃれで人気の商品をご紹介しますね。
・サザンテラス
価格:約160,000円~
出典:ハピすむHP
木調色の見た目がおしゃれなアルミフレームのバルコニー屋根で、屋根の形状はフラットしかないのですが、垂木と前枠を交差させ、木組みの味わいを強調したパーゴラタイプなどを選べますし、屋根パネルの部分はブルーがブラウンのほか、クリアタイプのパネルも選択可能です。
・LIXILスピーネ 屋根タイプ
価格:70,000円程度
出典:キロHP
LIXILのスピーネ屋根タイプは、シンプルな中にも洗練されたデザインが魅力的で、アジアで大量生産されているので、価格が7万円以下と、とっても安いのが人気のポイントです。
上記で紹介したのは設置型のバルコニー屋根でしたが、可動式や折りたたみ式なら、使わない時には隠しておけるというメリットがありますね。
・可動式
出典:キロHP
・折りたたみ式
出典:キロHP
ただ、どうしても設置型に比べると強度が弱いですし、出し入れが面倒という方もいますので、日差しよけだけならまだしも、雨避けなどの目的で使うなら、設置型の方をオススメします。
また、費用を節約するためにバルコニー屋根を自作してDIYで設置しようという方もいますが、これについても同じで、設置型の場合は素人が無理をして設置すると、かえって雨漏りの原因になったり、劣化が早く修理代の方が高くつく可能性もあるので注意しましょう。
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バルコニー屋根の固定資産税!建築基準法などの注意点も
メリットの多いバルコニー屋根ですが、掃除のしにくさはデメリットと言えるでしょう。
そのため、防汚機能のついた屋根材を選ぶようにするなど、工夫は必要になります。
それから、固定資産税の評価額は床面積で決まるので、屋根を後付けしたり、周囲に囲いを設けたりすると、バルコニー部分が床面積に含まれるので、固定資産税がリフォーム前よりも高くなることがあります。
また、バルコニーのリフォームによって建ぺい率が変わる場合もあり、建ぺい率とは、敷地面積に対する建物面積の割合のことで、固定資産税の計算には影響しないのですが、建築基準法によって土地ごとに建ぺい率が制限されており、その土地に建物を建てる時には、指定された建ぺい率の範囲内で設計をする必要があります。
なので、バルコニーのリフォームを行う場合は、事前に家の所在地の自治体に相談し、計算してみてもらってからの方が安全です。
バルコニー屋根をリフォームするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、バルコニー屋根について、設置することのメリットやメーカーの人気商品と価格でおしゃれなタイプや、DIYはしない方が良い理由、建築基準法や固定資産税の注意点についてお伝えしましたね。
なので、バルコニー屋根のリフォームをするなら、塗装実績が豊富なプロの業者に複数依頼して相見積りをとった上で屋根のリフォームを行えば良いでしょう。
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