リクシルの窓はデザインも機能も豊富なので、窓のリフォームを検討している方に人気ですよね。
なので、リクシルの窓や格子の種類と隙間風や結露はないか、水切りや柵と枠、また、ガラスなどの素材やサイズと価格などについても知りたいのではないでしょうか。
それから、リクシルの窓にリフォームをする際の選び方も気になりますよね。
そこで今回は、リクシルの窓や格子の種類と価格表、また、リフォームの際の選び方などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
窓のリフォームの際の選び方
家の窓は、解放感や採光性の調整に役立つのはもちろんのこと、断熱や防犯といった観点でも重要なポイントが多い部分で、快適な暮らしの鍵は「窓選び」にあるといっても過言ではありません。
景色がきれい、日差しがたっぷり入って部屋が明るい、風通しが良い、夏は涼しく冬は暖かいなど、快適さのポイントはほとんど全て窓に関連しているのです。
ちなみに、古い窓で劣化してくると、結露や隙間風といった現実的な悩みも増え、快適な空間を保てなくなってしまいますよね。
そのため、窓のリフォームを検討している方は、家の中でも日差しを多くとりこみたい場所なのか、西日を避けたい場所なのかといったことや、お住まいの地域が寒冷地域か台風や雨風が激しい地域なのかといった観点で、窓やガラスの種類を選ぶ必要があります。
1、窓の枠の種類
窓には、実は画像のように様々な種類があります。
・ 暑さ、寒さを防ぎ室内を快適にする樹脂窓
・ 樹脂並みの暖かさと高いデザイン性の樹脂とアルミのハイブリッド窓
・ 雨、風、日差しによる劣化に強いアルミ窓
このように展開されていることから、樹脂の窓は寒冷地の北海道などに最適ですし、アルミの窓は台風が多い沖縄などの地域にオススメです。
2、窓ガラスの種類
窓のガラスにも種類がありますね。
例えば、室内側のガラス面を冷えにくくするので、ガラス面の結露を抑制する複層ガラスや、3枚のガラスを組み合わせて高断熱構造にしたトリプルガラスなどもあり、ガラスの選び方次第でも窓の性能や機能が変わり、家の住み心地が決まり、省エネ効果も向上するので、慎重に選ぶようにしましょう。
さらに、Low-E複層ガラスやトリプルガラスなら、日差しに合わせてガラスが選択でき、クリアガラスは冬の寒さが厳しい地域や明るさを確保したいお部屋に良いですし、夏に頻繁に冷房を使用する地域やお部屋に向いているのはグリーンガラスです。
また、サッシとガラスの組み合わせで窓の断熱性能もコントロールできますね。
しかも、半透明のフロストガラスにすると光を取り入れながらも視線をカットできますし、防犯性の高いガラスにしておけば、ガラスは割れても貫通穴は空いていないといった工夫ができるのです。
3、窓の格子
表通りから死角になりがちなトイレや浴室の窓は、泥棒の侵入口として最も狙われやすいものですし、通りと面している場合はプライバシーの確保のために窓が見えづらい状態にしたいと考える方が多いですね。
なので、そういった場合は、窓に格子をとりつけるのがオススメです。
具体的には、アルミサッシと一体となった格子や、「シャッター冊子」で錠がついたタイプや、デザイン性もある面格子つきの「ルーバー窓」や、「可動式ルーバー」など様々なタイプが出ているので、場所によって選ぶようにしましょう。
4、サイズ
窓はサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、かえって暑くなったりプライバシーが守れなくなったりするので、特にトイレの窓などは大きさや高さなどを慎重に選ぶ必要がありますし、最近流行の窓を大きくするリフォームについても断熱性を考慮する必要があります。
なので、この点が気になる方は次の記事も合わせてご覧下さい。
(関連記事:トイレの窓の種類と大きさや高さの決め方と注意点!失敗の事例も)
(関連記事:窓を大きくするリフォームの費用とデメリットや注意点!事例も)
5、水切り
降水量の多い地域はもちろん、普段の雨風でも窓は大きなダメージを受けるので、水を受けて流す水切りを設置しておくと、窓の劣化を防ぐことができます。
そのため、こうした高品質アルミ製で耐候性・耐久性の高い素材を選び、窓下の雨だれを防止する工夫はリフォームの時に行っておくと良いでしょう。
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リクシルの窓や格子の種類と価格表
大手メーカーのリクシルは窓の種類も豊富で、窓の目的や用途、予算に合わせて選べるようラインナップをたくさん展開しています。
前述でお伝えしたとおり、ハイブリッド窓、樹脂窓、アルミ窓と大きく分けて3種類の展開があり、ガラスの層も様々なので、お住まいの地域や家の中の窓の位置などを考慮して選ぶと良いですね。
・ レガリス
こちらは熱貫流率0.55W/m2・Kと世界最高峰の断熱性を誇る窓ガラスです。
・ エルスター
エルスターは、熱貫流率0.79W/m2・Kでレガリスの次に断熱性能が高く樹脂窓と一線を画す美しさ、使いやすさを追求したエルスターXと、熱貫流率1.30W/m2・Kの優れた断熱性能で複層ガラス仕様の樹脂窓であるエルスターSがあります。
・ サーモス
サーモスには、アルミと樹脂を融合したハイグリッド窓かつ熱貫流率1.3W/m2・Kの「サーモスX」、アルミと樹脂のハイブリッド構造の「サーモスII-H」、高性能ハイブリッド窓をより身近なものにするために生まれた「サーモスL」の3種類が展開されています。
・ シンフォニーウッディ/シンフォニーマイルド
室内側に木目を施し、インテリアと調和する「シンフォニーウッディ」と、室内側を樹脂のやさしいモノトーン調に仕上げた「シンフォニーマイルド」の2種類があります。
・ デュオ
デュオには、樹脂製のフレームで結露を防ぎ、窓枠やクロスをしっかり守り、断熱性に優れた複層ガラス仕様の「デュオPG」と、特に断熱性を求めない場所にオススメの単板ガラス仕様の「デュオSG」の2種類があります。
リクシルの窓の価格表!リフォームの時の選び方も
紹介してきたリクシルの窓の価格ですが、次の通りとなっています。
これらのうち、レガリスのみ受注生産なので価格はわからないのですが、熱電流率の低さ順に価格が異なりますね。
そして、こうしたリクシルの窓をリフォームで選ぶ際には、お住いの地域によって、寒冷が深刻な場合や夏にとても暑くなる、という場合であれば熱貫流率の低さで選ぶことをオススメします。
しかし、それほど寒暖差の激しくない地域で、結露が気にならないようであれば、デザイン性を重視して、室外側が木材で柔らかい雰囲気になるシンフォニーウッディにしたり、値段を重視してデュオを選ぶ、といった選択肢でも十分満足のいくリフォームになると思いますよ。
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リクシルの窓にリフォームをするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、リクシルの窓について、 窓や格子の種類と価格表、また、それぞれの特徴や選び方などについてもお伝えしましたね。
ただし、こうしたリクシルの窓にリフォームをするなら、安く安全に済ませるためにも、まず施工実績が豊富なプロの業者に複数依頼して相見積りを取ると良いでしょう。
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