古民家の床は、人の出入りの影響を受けやすいのでダメージが蓄積していることが多く、ガタガタして危ないのでリフォームの対象になりますよね。
なので、古民家の床の張り替えで床板の材料や断熱と床暖房、手入れや掃除の方法、床下の湿気の換気や床の修理で塗装、また、DIYの注意点などについても知りたいのではないでしょうか。
それから、古民家の床のリフォーム費用や事例、また、工事期間と注意点などについても気になりますよね。
そこで今回は、古民家の床の張り替えと修理の長所と短所の比較、また、リフォーム事例などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
古民家の床の張り替えと修理の長所や短所の比較!
古民家というのは明確な定義があるわけではなく、主に明治時代や大正時代に作られた日本家屋のことを古民家と呼び、何と言っても古い木材を生かした住まいに住めるということが魅力になります。
ちなみに、古民家に使われている「けやき」や「ヒノキ」などの木材は、強度が落ちるまで800年から1200年ほどかかると言われているので、現代でも基本的には問題なく住むことができるのです。
こうした木材は現代では希少な木材で、新築で使おうとすれば費用的にかなり高額になりますが、古民家のリフォームで使う程度であれば実現可能ですね。
また、現代の家屋でしばしば問題になっているシックハウス症候群なども、古民家では心配する必要がほとんどなく、建築材に化学物質が含まれていない古民家は、人体に優しく、健康的な暮らしをするので申し分ない作りをしているのです。
DIYでもできる床のリフォーム
古民家のリフォームの中でも最も多いのが、水周りのリフォームや電気工事、配管工事といったものですが、これらは専門家の知識がないと正直難しいですね。
一方、床材を撤去して張り替えたり、塗装をし直したりといった床のリフォームは個人でも行いやすく、こだわりを見せやすいところなので人気です。
ですが、床をリフォームするときには、床下のチェックも重要で、床がジメジメする、カビ臭いといった場合には、配管の水漏れなどによって床下の土台が腐食している可能性があります。
また、シロアリ被害の有無もチェックする必要がありますし、断熱材が全く入っていない可能性もあります。
そのため、塗装のみであればまだしも床のリフォームに関しても業者に依頼をした方が、トータルで考えると安全性も高いですし、費用的にもお得になる可能性があります。
古民家の床のリフォーム1:床材の張り替え
古民家の床材を張り替える場合には、フローリングが用いられることが多くありますが、材質は様々です。
また、一般的なフローリングは「複合フローリング」という種類で、合板の上に木の単板を貼っているものになり、床暖房との相性も良く、断熱材が入っていないことが多い古民家でも使われやすいです。
中でも、ナチュラルなものを好むのであれば、無垢なフローリングがオススメで、広葉樹や針葉樹を素材にしているので木の温もりを直接感じることができます。
また、種類も豊富で、樹種によって風合いや硬さに違いがあり、経年変化を楽しむことができるのも魅力ですね。
ちなみに、コルク樫の樹皮を使用したコルクタイルも柔らかい素材で足に優しく、吸音性にも優れているので人気です。
古民家の床や床下のお手入れ方法!掃除のポイントも
出典:白川村役場HP
古民家は、リフォームする以前に床の汚れを撤去しなければなりません。
しかも、それは泥などではなく、シロアリの糞なども混じっているので、木を食べて排出されたそれは泥のようにこびりついてなかなか取れません。
なので、雑巾で一生懸命こすってしまう人が多いのですが、これによって木が傷んでしまったり、その部分だけ色が薄くなるので、オススメできない掃除方法です。
その有効な対策としては、
・糞の部分に水分を染み込ませる
・木のヘラや割り箸でこそげ落とす
・撤去できるまでこれを繰り返したら、ゴミを回収する
・硬く絞った雑巾と乾いた雑巾で仕上げに拭く
その上で、蜜蝋ワックスなどをかけると輝きが蘇り、とっても綺麗に仕上がりますが、これも素人で行うことが難しいので、初めからリフォーム業者に任せた方が良いでしょう。
また、床下の土が常に湿っていて、湿気が気になって仕方がないという方が多いと思いますが、この場合は、窓などに取り付けるような換気扇を床下にも取り付けることをオススメします。
ちなみに、床下換気扇は比較的誰にでも取り付けが簡単で、湿気がなくなったら、床下に湿気調整剤をまくと、日常的な心配が軽減されるのでオススメですよ。
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古民家の床のリフォーム費用や事例!工事期間も
古民家のリフォーム事例というと、床だけで完了する例は少ないので、床を含めたリフォーム事例を紹介しますね。
出典:パナソニックHP
こちらは2間続きの和室をLDKに大改造し、昔ながらの鴨居や梁、大黒柱など、家族の歴史を育んだ価値のある建具はそのままにし、壁と天井をホワイトでまとめ、床をフローリングにリフォームすることで、暗いイメージを払拭して明るい印象にしています。
また、居室から水周りまでのバリアフリー化も行い、段差のあるところには手すりを設置し、スロープを作ることで移動のしにくさを軽減したという事例です。
以上のリフォーム内容は、トータルで工事費は660万円、施工期間は70日間でした。
他にも、素敵な事例を写真で紹介しますね。
・床暖房を設置し、キッチンとリビングの一体感のある床リフォームをした事例
出典:西部開発ブログHP
・まるでレストランのような内装に全体リフォームをした事例
出典:西部開発ブログHP
・耐震性や断熱性に関する機能を高め、家全体の段差を無くし、導線をスムーズにした事例
出典:西部開発ブログHP
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古民家の床をリフォームするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、古民家の床リフォームについて、床の張替えで床材や、掃除の仕方、床下の換気などについてお伝えし、DIYでもできるけれど、シロアリなどの被害も考えればプロに任せた方が良いということをお伝えしましたね。
なので、こうした古民家の床のリフォームには専門的な知識を要するため安全に済ませるためにも、まず施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。
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