「マンションの間取りを変更するリフォームを行いたいけど、費用の目安や事例が知りたい」
「マンションの間取り変更リフォームで子供部屋を増やすにはどうしたら」
「マンションで間取り変更のためにリフォームをしたいけど、マンションならではの制限はあるのかな」
コンクリートに囲まれた集合住宅であるマンションのお部屋は間取り変更が可能なのか気になりますよね?
答えは、「制限はありますが、可能です。」
戸建と比較すると自由度は下がりますが、それでも間取り変更のリフォームができるのです。
なので、他の人がどんな間取り変更リフォームをしているのか気になるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、マンションで間取り変更リフォームを行う際の費用や制限について、事例を挙げながら分かりやすく解説していきます。
それでは、間取り変更の具体的な事例について、「間数の増減」という切り口で説明していきますね!
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目次
マンションの間取り変更リフォームの費用と事例を増やす場合と減らす場合に分けて紹介!子供部屋を作る場合も
マンションで間取り変更リフォームを行うと一言で言っても、間を増やす場合と減らす場合がありますよね。
そこで、まずはマンションで間取り変更リフォームを行って間数を増やす場合から説明していきます。
マンションの間取り変更リフォームで増やす場合の費用や事例をタイプ別に紹介!子供部屋を扱った事例や費用と注意点も
マンションの間取り変更リフォームで「間数を増やす」のはどのような時でしょうか?
そこで、代表的な3つのニーズを例に間数を増やすリフォームについて説明していきます。
子供が増えたので子供部屋を増やすために、間取りを増やすリフォームをしたい
これは間数を増やすリフォームで最も多いニーズではないでしょうか。
子供ひとりに部屋をひとつあげたい。
親としては普通に思いますよね。
では、70m2程度で3LDKのマンションで間取り変更して子供部屋を増やすにはどのようにすればよいのでしょうか?
例えば、6畳の和室を押し入れ部分も含めて(、もしくは6畳程度の洋室でクローゼット部分も含めて)2室にする事例はよく見られます。
そうすると、当然できた1室は狭い子供部屋になりますよね。
そのため、収納とベッドが子供部屋を増やす時のポイントになり、
「ベッドを置くと収納が取れないけど、収納欲しさにクローゼットを作ると今度はベッドが置けない!」
という難問にぶつかるのです。
そこで、空間を効率的に使ってステキな子供部屋を作る解決策を2つ紹介しますね。
(1)2段ベッドで2室を仕切って子供部屋を作る
2段ベッドで2室を仕切り、子供部屋それぞれからベッドに入れるようにします。
しかし、子供部屋にピッタリ合う2段ベッドは市販されていないと思うので、大工さんや造作家具屋さんにオーダー品として作ってもらう必要があります。
そして、余ったスペースがあれば収納にすればより効率的ですね。
ちなみに、ベッド2台と収納を組み合わせても、工事費用は50万円程度になります。
以下の画像では、Aの側からは上のベッドが利用でき、Bの側からは下のベッドを利用することになりますが、お互いのベッドが見えないようにしっかり子供部屋が区切られているので、お互いのプライバシーも守れます。
出展:https://allabout.co.jp/gm/gc/30910/
(2)収納家具で2室を仕切って子供部屋を作る
間仕切り家具は市販でもありますし、オーダーで造作家具として子供部屋にピッタリ合わせて作ってもらっても良いですね。
ちなみに、子供部屋用にドアを増やすだけでなく、床のフローリングや壁のクロスを張り替えた場合、工事費用は150万円程度になります。
出展:http://www.ce-fit.com/product/shohin.php?contentsId=138&g=2
そして、いずれの場合も、マンションの間取り変更リフォームで子供部屋をつくる場合は、
・エアコンを設置できるようにする
・窓がなくなる場合は明り取りを設ける
・プライバシーを確保する
などに注意して計画するのがよいでしょう。
収納を増やすために間取り変更のリフォームがしたい
マンションにお住いの方に住まいの不満ポイントを聞くと、必ず上位にくるのが「収納が少ないこと」です。
70m2台の3LDKで5~6畳の洋室2室と6畳の和室といった組み合わせが多いのですが、洋室や廊下の物入はとても狭く、ものがあふれてしまいがちですよね。
そのため、「和室がもう少し狭くてもいいので、収納を広げたい…」といったものがリフォームのニーズとして多いです。
ちなみに、厳密には収納はお部屋ではありませんが、洋室や和室を狭くして、収納を増やすという場合は間取り変更となるので、ここでは
・大型の収納である納戸
・WIC(ウオークインクロゼット)
・SIC(シューズインクローゼット)
などを新しく作る事例も間数を増やすリフォームとして扱います。
というのも、狭くする部屋側も壁紙や床などをリフォームしなければならないからです。
そして、新しく作る収納は広い空間だけとして衣装ケースなどを後置きしてもよいのですが、具体的な使い勝手を考えて棚やハンガーパイプをリフォームで設置することをお勧めします。
ちなみに、工事費用は100万円程度になります。
以下の2つはウオークインクロゼットを間取り変更リフォームで増やした事例になります。
出展:https://www.homepro.jp/hiyou/storage/mansion.html
どちらの事例もしっかり収納スペースが確保されて、服や小物を整理するが楽しくなりそうですね。
趣味の部屋が欲しいので、間取り変更リフォームを行いたい
特に男性にとって、自分だけの秘密基地的なスペースはあこがれですよね。
狭くても良いので書斎やパソコンコーナーなどがあると嬉しいと思います。
しかし、70m2台の3LDKのマンションには、一般的にはそのようなスペースはありません。
そのため、マンションの間取り変更リフォームでは割とよく聞かれるニーズなのです。
このような場合、スペースにぴったり合わせて本棚やパソコンデスクを造作家具で作れるのもリフォームの強みですが、ニーズに合わせてインターネットやテレビのアウトレットをデスク近辺にもってくることもできます。
また、狭いスペースになりがちなので、室内に窓を設けて明り取りや換気に活用しても良いですね。
ちなみに、工事費用は造作家具をどのように作るかにもよりますが、100万円程度が目安になります。
以下にパソコンデスクにも使える書斎を間取り変更リフォームで作った事例を2つ紹介します。
出展:https://stylekoubou.com/blog/?contentCode=766
決して広いスペースとは言えませんが、しっかりとプライベート空間ができているので、気を休めるには良いですよね。
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マンションの間取り変更リフォームで減らす場合の費用や事例をタイプ別に紹介!
マンションの間取り変更リフォームで「間数を減らす」場合、最も多い理由は
「家族構成が変わった、つまり、子供が独立して夫婦2人となった」
という場合です。
例えば、80m2台の4LDKのお部屋は4人家族なら良いですが、夫婦2人だけでは広すぎますよね。
そこで、和室をつぶして広いリビングにする、などのリフォームが求められるのです。
そこで簡単なのは、和室とリビングの間仕切壁を撤去し、和室の床にフローリングを張る程度のリフォームですね。
これであれば、工事費用は50万円程度で済みます。
一方、せっかくリビングが広くなるので、キッチンをリビングに向けて移設したり、和室とリビングの床を合わせるためにリビングのフローリングも張り替えたいなどのニーズもとても多いですね。
そうなるとキッチンも交換する必要がありますし、フローリングも張り替えになってしまうので、工事費用は200万円程度になります。
和室とリビングの間仕切壁を撤去して1つのまとめた事例を以下に2つ紹介します。
☆事例1
間取り変更リフォーム前
間取り変更リフォーム後
☆事例2
間取り変更リフォーム前
間取り変更リフォーム後
出展: http://www.8044.co.jp/costs/5
どちらの事例を見ても、和室とリビングが1つにまとめられて広々と生まれ変わっているのがわかると思います。
以上、間取りを増やす場合と減らす場合に分けてマンションの間取り変更リフォームについて紹介してきましたが、戸建ての場合と異なり、マンションの場合は間取り変更のリフォームを行う際に制限があります。
そこで、次にマンションで間取り変更リフォームを行う際に知っておく必要があるポイントを整理しておきますね。
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マンションで間取り変更リフォームを行う際に気を付けるべき制限を知っておこう!
マンションで間取り変更リフォームをする際には主に3つの制限を受けますので、順番に説明していきます。
(1)共用部を改装することはできない
構造体であるコンクリートでできた柱、梁、壁、床などの他、玄関ドアや窓、そして排水を下階へ流す竪排水管(=マンション内の複数の住戸にまたがって貫通している排水管)などは共用部になります。
したがって、住んでいる人がそれらを撤去したり、移設したり、変更することはできません。
特に、間取り変更をする際に、
・窓も一緒に移設したい!
・窓を増やしたい!
と思うことがよくありますが、上のような理由でそれはできないのです。
なので、窓ありきで間取り変更の計画を立てなければなりません。
また、低いマンションの場合、柱と梁の代わりに強い力に耐えられる壁で建物にかかる荷重を支える構造である「壁式構造」という構造で建てられたマンションがあります。
その場合は、お部屋の中央部分にもコンクリートの壁がある場合がありますので、間取り変更の難易度は格段に高くなってしまので注意が必要です。
(2)水回り設備の移設には限度がある
(1)でお伝えしたように排水を下階へ流す竪排水管の移設はできません。
そのため、竪排水管はマンションの住戸1戸内の「PS(パイプシャフト)」というスペースの中に、上下階を貫通して設置されています。
そして、キッチンなどの水回り設備の排水は床下にある排水管を通り、その竪排水管に流れ込んでいるのですが、スムーズに排水が流れるためには勾配が重要です。
しかし、竪排水管から離れすぎると適正な勾配がとれなくなるので、水回り設備を「PS」から大幅に遠くに移設する事ができないのです。(近辺への移設は可能です。)
したがって、このように水回り設備を移設しようとすると制限を受けるので、お部屋全体の間取り変更を行う際に、計画に影響を及ぼすことになるのですね。
(3)エアコンには気を付けて
ご存知の通り、エアコンは室内機と室外機のペアで構成されています。
そして、コンクリートの壁にあらかじめ開けてある穴を経由して室内機と室外機が結ばれています。
しかし、この穴は位置が決まっているため、自由に開けられないので、エアコンの数を増やしたり、移設したりするのは限定されてしまうのです。
そのため、間取り変更のリフォームをする際、特に間数を増やす場合には「エアコンをどうするのか?」に注意して計画を立てましょう。
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マンションの間取り変更リフォームを行うなら、タウンライフとリショップナビを使って10倍お得にリフォームしよう!
以上、マンションの間取り変更リフォームの費用や事例について紹介してきました。
しかし、マンションの間取り変更リフォームはいろいろと制限があり、構造体や窓、パイプシャフトなどは動かせないので、それらをそのまま残す形でのリフォーム計画となります。
そのため、戸建てより難易度は高く制限はあるものの間取り変更は可能なので、できるだけ要望が叶うようにリフォーム業者さんとプランニングしながら取り組む必要があります。
しかし、リフォーム会社の方に提案力がなかったりすると、予算内で満足のいく間取り変更リフォームができません。
したがって、マンションでステキな間取りに生まれ変わるようにリフォームを行いたいなら、複数の会社をしっかり比較し、安さだけでなく、提案力にも優れたマンションの間取り変更に強い業者を見つける必要があります。
とはいえ、何社もホームページを読み込んだり、口コミをチェックしたり、ましてや1社ずつリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりませんよね。
その上、リフォーム業者には大手から地元の個人業者まで幅広く存在し、中には法外な値段を請求してくるような悪徳業者がいます。
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