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屋根の雨漏りの原因や修理費用と保険!補修でDIYの注意点も

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長年住んでいる住宅の場合、起こりやすいのが屋根の雨漏りですが、屋根本体の劣化だけが原因なのか気になりますよね。

なので、屋根の雨漏りの原因で防水シートやコーキング、塗装などや、入っておくべき保険、修理費用の相場や修理方法などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、屋根の雨漏りの対策をDIYする場合の注意点と、リフォームを依頼した場合の費用と工事期間、事例なども気になりますよね。

そこで今回は、屋根の雨漏りの原因や修理費用と保険、また、補修でDIYの注意点などについても詳しくお伝えしていきます。

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屋根の雨漏りの原因とは?修理をDIYで行う時の注意点は?

屋根がボロボロなら、雨漏りが生じる前に屋根をリフォームしましょう!

これは、リフォーム業者から受けることの多い説明ですが、実は屋根本体の劣化が原因となる雨漏りよりも、屋根を構成する板金部位からの雨漏りの方が多いといわれています。

というのも、屋根には、建物内部に雨水が浸水しないための防水施工がされており、具体的には谷部や棟部、天窓まわり、下屋根と外壁の取り合い部などが該当し、板金と防水紙を用いて防水施工がされています。

そして、板金は水が浸入する部位だけでなく、雨水を建物外に逃がす排水する部位にも取り付けられています。

こうした板金工事業は専門性が高く特殊な工事であるため、全28種類ある建設業の許可の一つとして分類されており、屋根瓦葺き工事は「屋根工事業」雨仕舞板金や金属屋根葺き工事は「板金工事業」に分類されています。

雨漏りが生じる原因は?

屋根からの雨漏りの原因には、次の3つがあります。

・ 屋根本体の経年劣化による雨漏り

屋根は雨水や風など天候の影響を最も受けやすい部分なので、どうしても劣化するところです。

そして、古びた屋根材は水を吸収して湿潤状態となり、最終的には水を透すようになります。

特に、古い日本瓦は年月が経過することで割れやすくなり、金属屋根の場合は錆が生じて穴があくといったように、寿命が過ぎた屋根材は雨漏りが起こるリスクを高めます。

・ 施工不良による雨漏り

板金工事業は専門性の高い工事なので、施工会社の経験や知識不足、または手抜き工事が行われたとなると、屋根と外壁部の納まりが悪く雨漏りが発生したり、屋根の塗装工事を行ったあとなど、縁切りといった作業をしていなかったために起こる雨漏りなどが起きやすくなります。

そのほか、棟板金の打つ釘を垂直に打ったり、下葺き材を水上から水下に向けて逆張りするといった施工不良に関しても雨漏りの原因となります。

・ 雨仕舞板金からの雨漏り

前述のとおり、雨仕舞と言われる部分の板金が経年劣化することによって、板金の錆び、凹み、穴空きなどの雨漏りが起きやすくなります。

特に、近年増えている耐久性の高いガルバリウム鋼板であればまだ少ないですが、昔の戸建て住宅に多いトタン屋根のままだと、より錆びやすく穴が開きやすいので注意が必要です。

このほかにも、下葺き材といって屋根本体や板金の下に敷き込む防水シートが雨水にさらされると耐久性が低減し、これも雨漏りのリスクが高まります。

そして、現在新築住宅分野で主に使用されているのは「アスファルトルーフィング940」というもので、約10年ほどで耐久性能が低下すると言われています。

屋根の雨漏りの修理方法は?

素人でもDIYでできる雨漏り修理方法には、主に次のようなものがあります。

1、 ブルーシート応急処置

出典:ルーフパートナーHP

ひとまずブルーシートで雨漏り部分をカバーする方法です。

2、 防水アルミテープを貼る

出典:ルーフパートナーHP

これも応急処置ですが、防水アルミテープを貼ると、ブルーシートほど目立たず、雨漏り部分をカバーすることができます。

3、 シリコン補修

屋根に実際にのぼって穴開き部分をシリコンで補修する方法です。

出典:テイガクHP

ただ、屋根の工事に必要になる道具というのは専門性が高く、このように瓦の作業と板金であっても違いがあるので、素人では分かりづらいかもしれません。

それに、そもそも素人が足場を組んで屋根にのぼり、作業を行うのはリスクが高いので、DIYでの修理はオススメできません。

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屋根の雨漏りの修理の相場は?事例なども

業者が屋根の雨漏りを修理する場合、それぞれの原因に合わせて対策するので、次のとおり実際の事例写真を見ながら確認してみましょう。

・ 棟板金から雨漏りしている場合

出典:ルーフパートナーHP

棟板金が浮いた隙間から雨水が浸入して雨漏りしている場合は、古い棟板金を取り外し、その下にあったぬき板も取り除き、その際に釘を抜くとその穴が雨漏りの原因になることもあるので、ここに防水コーキングをします。

さらに、新しい棟板金を取り付けながら継ぎ目に防水コーキングをして、雨漏り修理が完了します。

・ スレートから雨漏りしている場合

出典:ルーフパートナーHP

スレート屋根をお使いの場合、このスレートにヒビ割れがあればそこから雨水が浸入して雨漏りになることもあるので、「スレーターズリッパー」という特殊な工具で取り除き、新たなスレートを取り付けて、塗装を行うといった修理を行います。

・ 漆喰から雨漏りしている場合

出典:ルーフパートナーHP

漆喰に崩れがあるとその部分から雨水が染みこんで雨漏りの原因になることがあるので、表面の漆喰を取り除き、新たな漆喰に塗り替える修理を行います。

・ 瓦から雨漏りしている場合

出典:ルーフパートナーHP

割れた瓦は、その割れ目から雨水が侵入し、雨漏りになるので割れた瓦を丁寧に取り除き、新しい瓦と交換後、防水コーキングをするといった修理を行います。

このような屋根の雨漏りの修理で業者が行う場合、修理費用の相場はそれぞれ次のとおりです。

・ 棟板金の撤去・交換…約30万円~100万円

・ スレート交換(1枚)…1万円~2万円

・ 漆喰の塗り直し…30万円~80万円

・ 屋根全体の葺き替え…100万円~300万円

そして、スレート交換でしたら、その枚数にもよりますが、数枚でしたら数時間で工事は終わりますが、それ以外の作業は1週間~1ヶ月の工期を目安として見ておいた方が良いでしょう。

屋根の雨漏り対策で入っておいた方が良い保険とは?

屋根の雨漏りで業者が修理を行う場合、なかなか修理料金は高くなってしまうので、困りますよね。

そんな中、意外と知られていないのですが火災保険を使うと屋根を実質0円で修理することができます。

しかも、瓦や漆喰、雨漏りはもちろん、カーポートやベランダ、TVアンテナなども火災保険で修理できる可能性があります。

また、こうした火災保険は自動車保険のように保険金が上がったりするペナルティなども一切ないので、入っておかない手はないですよね。

とはいえ、どんな場合でも火災保険で屋根修理をできるわけではなく、火災保険が効くのは「突風・強風・台風・豪雨などの強い風で屋根が破損した場合」、「積雪・落雷・雹(ひょう)で屋根が破損した場合」が主な場合ですが、経年劣化の中でも「苔が生えた屋根」「錆があるトタン屋根」「錆がついた板金」などは有効になることもあります。

ただし、火災保険会社が依頼する一般社団法人日本損害保険協会の鑑定人資格を持った鑑定人が調べたうえで、風災の有無などを判定して火災保険が効くかどうかが決まるそうなので、とりあえず火災保険には入っておいて、雨漏りが起きたら鑑定を依頼する方が良いですね。

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屋根の雨漏りでリフォームをするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!

屋根の雨漏りの原因としては、屋根そのものの経年変化などが多いのですが、それ以外にも防水シートの劣化などもいろいろあり、修理内容は専門的な知識や経験が必要になるため、素人がDIYで行うのは危険だし避けた方が良いのでした。

また、火災保険に入っておくと修理費用をまかなえることもあるので、施工実績が豊富なプロの業者に複数依頼して相見積りをとった上で屋根のリフォームを行えば良いでしょう。

とはいえ、3社以上のリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりません。

その上、リフォーム業者には大手から地元の個人業者まで幅広く存在し、中には法外な値段を請求してくるような悪徳業者います。

そのため、「どの業者へ依頼をしたらよいかわからない」、「1回の工事で300万円以上も余計にぼったくられた」という方をたくさん見てきました。

だからこそ、安全で信頼をおけるリフォーム業者を見つけるには、ネットで無料の一括見積りを依頼できるリショップナビがオススメです。

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そのため、たくさんの業者に別々に相談する時間や手間が省けて嬉しいですよね。

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また、費用のことだけでなくリフォーム自体の相談に気軽に乗ってもらいたい方にもオススメなので、リフォームするべきかどうか、まだ迷っているアナタでも判断する上で役立つサイトです。

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