トイレと言えばTOTOが最も有名ですが、それに次いでリクシルも様々な商品を発表しており、中でも世界最小サイズと言われているのがサティスSです。
なので、サティスのSタイプをはじめ、EタイプやGタイプ、S5などタイプ別の機能や価格の比較について知りたいのではないでしょうか。
また、サティスの洗面器やブースターなどについても気になりますよね。
そこで今回は、リクシルのサティスのタイプ別の比較や価格、性能やデメリットについても詳しくお伝えしていきます。
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目次
リクシルのサティスEタイプに搭載されている機能や価格!
リクシルのサティスシリーズには大きく分けてEタイプ、Gタイプ、Sタイプとありますが、Eタイプはその中でも最も古いシリーズで価格も最も安くお求めやすい価格設定ながらお掃除がしやすい機能をしっかり搭載しています。
しかも奥行き650mmと超コンパクトなので、どんなトイレ環境でも広々としたリラックス空間にリフォームができますね。
そして機能としては、次のようなものを搭載しています。
・ハイパーキラミック
人の細胞より小さいナノレベルの表面平滑に加え、便器表面が硬いので汚れがつきにくく落ちやすい「ハイパーキラミック」で傷や汚れから便器を守り、さらに銀イオンパワーで細菌の繁殖も抑えます。
・プロガード
ハイパーキラミックに加えて、防汚コーティングの持続効果が15年のプロガードがついているため、頑固な水垢汚れの原因になるシリカの固着を防ぎ、便器表面のツルツルを長持ちさせることができるそうです。
ただし、お掃除には中性または酸性(研磨剤なし)の洗剤を使うことという注意点があるそうです。
・ お掃除リフトアップ
トイレのお掃除で面倒な箇所と言えば便器と便座の間が代表的ですが、サティスに搭載されている「お掃除リフトアップ(手動)」は便座を真上に持ち上げ、約5cmのお掃除空間を確保するので、楽にスッキリと汚れを拭き取ることができるのです。
・ キレイ便座
サティスのキレイ便座は、便座に継ぎ目がないので汚れがこびりつく隙間がなく、汚れがついてしまっても拭き取りがとっても簡単です。
さらに充実した機能に加えて、カラーやリモコンもバリエーション豊かに取り揃えています。
・ 気になるお値段は?
そんなサティスのEタイプですが、スタンダードなタイプでメーカー希望小売価格が199,000円(税抜き)なのでかなりお買い得と言えるのではないでしょうか?
リクシルのサティスで、SタイプやGタイプはどう違うの?
リクシルのタンクレスシリーズであるサティスには、2016年4月にSタイプとGタイプが加わりましたよね。
そして、SタイプとGタイプにはEタイプで搭載していた機能はもちろんのこと、Gタイプは陶器の艶を最大限に活かした高級感あふれるデザインを施し、Sタイプは「世界最小」とうたっているようにコンパクトでスッキリとしたデザインで人気なのだそうです。
ベーシックモデル「Sタイプ」はどんなトイレ?
サティス「Sタイプ」は奥行き650mmの超コンパクトタンクレストイレで、ベーシックな組み合わせ便器に比べて奥行き寸法はなんと約110mmも小さく、トイレルームにかなりゆとりがでるのが魅力です。
そして、S5、S6、S8Aの3グレードがあり、数字が大きい程上位で、S8Aが最上位グレードになりますが、S5Aは下位グレードにも関わらず、機能が非常に充実しているのでサティスの中でも人気が高いそうです。
それから、タイプSの共通機能は下記の通りです。
・ 自動で便器を洗浄してくれる「フルオート便器洗浄」
便座に10秒以上座り、立ち上がってから約6秒後に自動で便器を洗浄してくれます。
しかも、座った時間の長さで大洗浄か小洗浄か自動判別されるので、節水にもつながりますよね。
・温風でおしりを乾かす「温風乾燥」
その名の通り、温風でおしりを乾かしてくれる機能なのですが、4分後には自動停止するセルフストップ機能付きなので、止め忘れて温風乾燥をつけっぱなしということもなく安心ですよね。
・プラズマクラスターで便器を除菌する「鉢内除菌」
プラズマクラスターイオンという、プラスとマイナスの2つのイオンがトイレの便器内部に行き渡り、便座の裏や便器内の浮遊カビ菌や付着菌を除菌する機能がついています。
そして、人の入室を検知すると一時的にプラズマクラスターが停止し、退室後に運転を再開するのですが、目には見えないので分かりにくいものの、誰もが知っているプラズマクラスターという名称で安心感がありますよね。
・便座の放熱を抑えて節電する「省エネ便座」
便座と便蓋に断熱材を内蔵しているので、熱を逃さず保湿に必要な電気代を抑えることができるそうです。
・ハイグレードタイプに追加される機能は?
こうした共通機能に加えて、タイプS6では便蓋が自動開閉する「フルオート便座」や、便器鉢内と足元をほんのりと照らす「ほのかライト」、さらにS8Aにはトイレ本体から温風が出て来て室内を暖める「部屋暖房」、スマホがリモコン代わりになる「スマートフォンリモコン」、トイレ本体から音楽が流れる「リラックスミュージック」といった機能が搭載されているそうです。
・サティスSには「低流動圧対応ブースター」を選べるので安心
サティスSシリーズは、床排水固定200mm/ECO4タイプに限り、比較的水圧の低い環境にも対応しているそうです。
さらに、それ以外のタイプにも「低流動圧対応ブースター」というオプション(35,000円※税別)をつけることで、0.05MPa(メガパスカル)以上など、比較的水圧の低い環境にも対応できるので、マンションに住んでいる方でも安心して購入ができますよね。
しかも、外付けではなく本体に内蔵できるので見た目も良いと評判のようです。
ハイグレードモデル「Gタイプ」はどんなトイレ?
サティスGタイプは、リッチな質感と洗練されたデザインが魅力のトイレで、陶器ならではの艶感が最大限に活かされた最上位グレードです。
そして、他のタンクレストイレは、便器側面に樹脂製サイドカバーがついていますが、サティスGタイプはサイドカバーがなく、全面から側面にかけて全体に継ぎ目がない陶器製で、つるっとしているので汚れてもひと拭きできれいになるそうです。
ちなみに、Gタイプにだけノーブルブラックも選べます。
さらに、鉢内の水面に張った泡がおしっこの飛び跳ねによる汚れや、着水音を軽減するとされています。
SタイプとGタイプの価格や機能の違いは?
※ 販売価格は参照サイトのものなので、黒字の「定価」を参考にしてください。
このように、タイプSとタイプGでは、ほとんどの機能が共通しているのが分かりますよね。
そして、価格に開きが出ているのは、Gタイプの方が質感や艶感、全体的に高級なデザインが施されている点にあるのではないでしょうか。
また、意外と見落としがちですが大切な「水圧」に関しては、サティスGであれば「問わない」としていますが、Sの場合は35,000円の別途費用を払ってブースターをつけないと環境によっては対応が不可能となってしまいます。
なので、デザインを考慮してハイグレードのサティスGにするか、とにかく最小サイズにこだわってサティスSにして、場合によってはブースターをつけるかといった点で選ぶと良いのではないでしょうか。
ちなみにリフォームする方は、より広いトイレ空間を手に入れるためにサティスSを選ぶ方が多いようですよ。
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リクシルのサティスにリフォームすることのデメリットはないの?
特に東京都内で暮らしている方などにとっては、トイレはコンパクトかつリラックスできる空間であったら嬉しい方は多いはずなので、サティスのSタイプに魅力を感じてリフォームを前向きに考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、次の通り少なからずデメリットはあるので、チェックしてよく考えるようにしましょう。
1、最新のウォシュレットに交換できない
サティスに限ったことではないのですが、タンクレストイレはウォシュレット一体型なので、ウォシュレット部が壊れた場合は便座だけを購入して交換することができない上に、メーカーメンテナンスに修理を依頼して直してもらうか、同じ機能部に交換する必要があるので料金も高めです。
それに故障がなかったとしても、新しいタイプのウォシュレットに気軽に変えることはできないため注意しましょう。
2、 手洗いがついていない
これもサティスに限ったことではないのですが、タンクレストイレには手洗いがついていないので、トイレと洗面所が離れていると手洗いがないのは不便と感じる方も多いのではないでしょうか。
そして、トイレ室内に手洗い器をつけるという手もありますが、リフォームの場合は手洗い器用の給水管や配水管を新設する必要があり、床や壁の取り壊し、補修など、大掛かりな工事となってしまうので結構な費用がかかります。
ただ、費用を考えなければおしゃれな手洗い器やカウンターを自分で選ぶ楽しさもあるので、良いかもしれないですね。
3、 停電時が少し面倒
タンクレストイレは水を流す際に電気を使うため、停電になるとリモコンのボタンでは洗浄ができなくなります。
ただ、まったく使えなくなるわけではなく、各社それぞれ対応が考えられています。
そして、リクシルのサティスGであれば、バケツで水を流して洗浄し、排水後に3~4Lの水をバケツで便器内に入れればOKです。
それから、サティスSとEの場合は、バケツで水を流して洗浄した上で、排水後に3~4Lの水をバケツで便器内に入れればOKですが、別売りの停電時便器洗浄キット(CWA-241 4,000円)を購入しておけば、トイレ本体の洗浄ボタンで便器洗浄が可能になるそうです。
以上のような点でしょうか。
この他にも水圧には注意が必要ですが、リクシルの場合サティスGであればどんな環境でも問題ないですし、S5であればブースター付きを選べば問題ありません。
ただ、サティスEの場合は最低水圧が0.07MPaとなっているので注意しましょうね。
こうした点を考慮しても、デザインや掃除のしやすさといった点で考えてタンクレストイレを選ばれる方はたくさんいますが、10年~20年と長く使う商品になるので、よく検討して決めることをオススメします。
サティスへの交換を含めたトイレリフォームなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
リクシルのサティスシリーズで、以前から展開されているタイプEの基本的な機能や、2016年から新発売された世界最小のタイプS、ハイグレードなタイプGなどについて、搭載機能や価格の違い、注意点やデメリットについてお伝えしてきました。
また、サティスはコンパクトなサイズで広々としたトイレ空間にリフォームすることができる点や水圧への配慮、掃除のしやすさといった魅力がある一方で、他のタンクレストイレと同様、ウォシュレットの交換ができない点や、手洗いつきではないといったデメリットもありましたね。
それでも、デザイン性や掃除のしやすさに惹かれてサティスを選ぶ方も多く、特に高級なデザインが良いのであればタイプG、とにかくコンパクトなトイレを好むならタイプSといった違いがありました。
ただ、こうしたサティスのようなタンクレストイレにリフォームする場合は、トータルコーディネートで、利便性やデザインの観点からリフォームする方が多いのですが、DIYでやろうとするよりも、安全に確実にリフォームするためには、信頼できるプロの業者に頼む方が必要があります。
こうしたことから、セフィオンテクトの便器の交換を含めたトイレリフォームをする場合は、まず施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。
とはいえ、何社もホームページを読み込んだり、口コミをチェックしたり、ましてや1社ずつリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりませんよね。
また、トイレのリフォームは外壁の修理などの大規模なリフォームと比べて小規模なので儲からないため、気持ちよく対応してくれるリフォーム業者は少ないです。
その上、リフォーム業者には大手から地元の個人業者まで幅広く存在し、中には法外な値段を請求してくるような悪徳業者がいます。
そのため、
「地元の業者が10社以上あり、どこに依頼を出したらいいの?」
「1回の工事で相場の3倍以上の300万円をぼったくられた」
「配管の接続ミスでトイレの床がベチャベチャになった…」
といった方をたくさん見てきました。
また、「安かったから」と安易に激安の見積りに飛びついてしまったために、手抜き工事をされてしまい、後から再工事になってしまうなどのトラブルも後を絶ちません。
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