リビング横にあることが多い和室ですが、仕切りを作っておくと物置にしたり、来客用の部屋にしたりと、何かと便利になりますよね。
なので、リビングと和室の仕切りのメリットやデメリット、やり方で間仕切りやロールスクリーンや扉、カーテンなどについて、また、リビングと和室の仕切りがなしの場合などについても知りたいのではないでしょうか。
それから、リビングと和室の仕切りリフォームで事例やリフォーム費用、リフォーム工事期間、リフォームした人の評判や体験談、感想や、また、DIYで行うときの注意点なども気になりますよね。
そこで今回は、リビングと和室の仕切りリフォームの費用や評判、また、ロールスクリーンのデメリットなどについても詳しくお伝えしていきます。
目次
リビングと和室の間仕切りを作るやり方!メリットとデメリットも
リビングと和室の間に仕切りがあると、個室代わりに使えるため、来客用の寝室として使うことができ、広めの和室を作る余裕はない家でも、時々泊まりにくるお客様がいるととても実用的です。
そのほかにも、色々とメリットがあります。
・物置きとしての利用
リビングに来客を通す際に、和室に一時的に物をおいて扉を閉めて隠すということができます。
・ リビングの延長として広々使う
仕切り戸を開き放てば、リビングの延長として使用することももちろん可能です。
また、おむつの交換をするときや、寝返りやハイハイの練習でも、畳はちょうど良いので、リビングの横に和室があって、仕切り戸を開けておけばキッチンなどから子供を見守ることができるのも便利ですね。
・ キッチンの臭い対策
キッチンでお肉やお魚を焼いた際、畳の部屋に臭いがついてしまうと厄介ですが、仕切りを作っておけばそうしたことも防止できます。
このように、リビングの和室に仕切りがあると、様々なメリットがありますが、仕切りの種類によっては仕切りなしの状態よりもリビングが狭く見えてしまうというデメリットがあります。
なので、次のやり方を見て、仕切りをつけても仕切りなしに切り換えやすいタイプにする方法などをチェックしていきましょう。
リビングと和室に間仕切りを作るやり方は?
一口に間仕切りリフォームと言っても、実は色々な種類があるので、具体的なタイプとだいたいの費用を見ていきましょう。
1、 間仕切りドア・ガラス扉
和室でガラス扉はあまりないですが、引き戸タイプや折れ戸タイプのドアならオススメで、すきまができにくく、個室のようにも使えます。
また、製品によっては防音効果もあるので、和室を寝室利用したいときにもお勧めですね。
ただ、レールをひく必要があるので、費用は本体と設備費で15万~20万円くらいの費用がかかり、ドア本体のグレードによってはもっと高くなる場合もあります。
2、 格子扉
格子扉の間仕切りはインテリア性も高く、和室にオススメです。
ちなみに、ガラスがあるタイプとないタイプがありますが、空調管理をどのようにするかによって選ぶのがオススメで、目隠し効果が必要なときは磨りガラスを採用してくださいね。
こうした格子扉の設置費用は本体と設備費で15万~20万円前後です。
3、 パーテーションやパネル
パーテーションやパネルは手軽に設置できるのが大きな魅力で、設置の仕方次第で一部屋にも二部屋にもでき、使わないときは壁に立てかけておけばいいので便利ですね。
中には、パネルにクロスを貼ったデザイン性の高いタイプもあります。
ちなみに、設置費用はドア材を使う時と同様で、15万~20万円くらいです。
4、 障子
障子は光と風がよく通すのが特徴で、和の雰囲気を残しながら間仕切りができるのが嬉しいですね。
ただ、風を通しやすいため、閉めていてもエアコンの風が通り抜けてしまうので、節電対策には良くないですし、破れてしまうと何度も修理が必要になります。
ですが、費用は比較的リーズナブルで、本体と設備費用で1枚あたり3万~5万円で済みますが、修理していくことを考えるとそれほど安くはなりません。
5、 ふすま
ふすまは日本の住宅で最も間仕切りとして使用されてきたもので、障子と同じように和室によく馴染みますよね。
また、部屋を分けられる一方で、空間を広げたいときには簡単に取り外せるので便利ですが、ふすまも障子と同様に破れやすく、子供やペットがいるとぶつかった拍子に外れてしまうことも多いので注意が必要です。
こうしたふすまの設置費用は一枚あたり4万~5万円程度になります。
6、 アコーディオンカーテン
アコーディオンカーテンは蛇腹状に作られていて、間仕切りが不要な時にはコンパクトにでき、色や柄も豊富でインテリアに合わせやすく、灯り漏れや節電対策にも良いですね。
逆に、採光性を重視するのであれば、透明なタイプを選べば良いでしょう。
そして、設置の際には天井にレールもしくは吊りパイプを取り付け、商品のグレードにもよりますが設置費用はだいたい25,000円~100,000円と安いのも特徴です。
7、 カーテンやロールスクリーン
防音対策にはなりにくいですが、エアコンの効率化や女性の着替えのスペースを確保する分には、カーテンやロールスクリーンでも十分間に合うことがあります。
ちなみに、好きな時に交換できますし、汚れたらすぐ洗濯できるのでカーテンを使う大きなメリットになります。
また、取り付け費用も1箇所につき1万~3万円で済ませることができ、突っ張り棒を使うなら自分で組み立てることも可能ですね。
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リビングの和室の間仕切りのリフォーム事例!評判や体験談も
リビングの和室の間仕切りを作るリフォームは、防音性やプライバシー空間を作ること、開けたり閉めたりして自由に使うなど、目的に応じて色々な種類がありましたね。
そこで、実際にリビングの和室の間仕切りのリフォームをした方の評判や体験談もチェックしてみました。
・ 体験談1:引き戸をつけて半個室にした事例
玄関から続く廊下側に1か所入り口を設けます。
ちなみに、リビングに面した方には、完全に引き込む事ができる引き戸を採用しました。
そうする事で、その引き戸を開けておけば、私の希望したリビングと一間続きの部屋として使用する事が可能になります。
反対に、その引き戸を閉める事で和室は完全な個室となり、人の出入りもリビングを通ることなく、廊下からのみで済ませる事が可能になります。
そうする事で、将来、仏壇を置く事になった時でも、リビングを通らずお客さんを招く事が可能になります。
出典:購入体験談ブログHP
・体験談2:引き戸をつけた事例
LDKとひとつなぎですので、エアコンも1台で大丈夫です。
仕切りがあるので、LDKで過ごすときには仕切りを閉めるとよりエアコンも効き、電気代も助かっています。
エアコンを使わない時などには、仕切りを開けて全部でひとつの部屋として過ごすと開放感もあり、子ども達も走り回っています。
特にうちの子どもは、動いていないと気が済まないタイプなので、雨で外に行けない時には、部屋を片付けて仕切りを開き、部屋中を走り回ってストレス発散をしています。
さらに、体調不良のときだけ寝ようと考えていた畳の部屋でしたが、実際には毎日ここで家族全員(4人)で寝ています。
2階に行って寝かしつけをすることが意外に時間をとっていたのが、1階で寝るようになってから子ども達が寝る時間がすごく早くなりました。
・体験談3:ロールスクリーンを設置した事例
カーテンなら横を少しずらせば窓を開けられます。
ロールスクリーンは上下の動きなので、自分の頭の上まで引き上げないと出入りができません。
掃出し窓の高さは大体180cm~200cmなので、床まで下しているとほぼ全部巻き上げる状態になります。
カーテンをサッと横にずらす動作(約1秒)と比べて、
・チェーン式なら3秒~6秒(我が家の場合)
・プルコード式なら2秒~3秒(我が家の場合)
と数倍の時間(=手間)がかかります。
ウチの洗面脱衣所の180cmの掃出し窓には、プルコード式ロールスクリーンがあります。
洗濯ものを干すためベランダに出入りするたび、巻き上げて出入りしています。
ちょっと面倒です。。
出典:暖かい生活HP
いかがでしたでしょうか?
リビングの和室の仕切りには、やはり引き戸が一番便利で、様々なシーンに応じて仕切りを開けたり閉めたりしながら使えるところが使い勝手が良いのでした。
それに対して、ロールスクリーンはメリットが多いものの、その手間や面倒を考えると、カーテンにした方がまだ良い可能性もあるので、設置を検討している場合は気をつけましょう。
また、ロールスクリーンなどはDIYをして自分で設置しようと考える方も多いと思いますし、人によっては引き戸などのタイプも器用な方なら自分でできるかもしれません。
ただし、マンションなどの賃貸物件は個人で勝手に工事をしてはいけないケースも多々あるので、リフォームを行う前に大家さんに聞くなどの注意が必要です。
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リビングの和室の仕切りリフォームをするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、リビングの和室の仕切りリフォームについて、その種類や費用、特徴やメリットとデメリットについてお伝えし、特に引き戸などは開け閉めも自由にできて、利便性も高く、実際の体験談でも評判が良いことが分かりましたね。
ただし、リビングの和室の仕切りリフォームをする場合は、まず施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。
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