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玄関のバリアフリー化リフォームの費用や段差やドアの注意点!事例やDIYの注意点も

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高齢の家族や、車椅子を使っている方が外出しやすい様に、段差をなくす玄関のバリアフリー化リフォームが数多く行われるようになっています。

なので、玄関のバリアフリーのメリットやデメリット、引き戸などのドアやスロープ、DIYの注意点などについても知りたいのではないでしょうか。

それから、玄関のバリアフリーのリフォーム費用や事例、工事期間、補助金や助成金、また、減税などについても気になりますよね。

そこで今回は、玄関のバリアフリー化リフォームの費用と段差やドアの注意点、また、事例やDIYの注意点などについても詳しくお伝えしていきます。

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玄関のバリアフリー化リフォームの段差やドアの注意点!事例とDIYの注意点も

出典:バリアフリーLife HP

室内のバリアフリー化は進んでいますが、玄関はまだという家も多く、高齢の家族などが外出しやすい環境を整えるためにも、玄関のバリアフリー化が必要と考える方は多いですね。

こうした玄関のバリアフリー化には

・高齢者や介護が必要な方でも生活がしやすくなる

といったメリットがありますが、失敗をすると例えば

・不要な手すりをつけて通り道のスペースを狭めてしまった

・年齢を重ねることで聞き手の圧力が落ちて、反対側に手すりをつけることになった

など、バリアフリーが思わぬデメリットになることもあります。

そこで、家族みんなが元気に過ごせる家になるように、今回は玄関のバリアフリーについて詳しくチェックして、安全にリフォームを行うようにしましょう。

玄関のバリアフリー化リフォームの内容と種類

出典:アティード株式会社HP

住宅の玄関における一般的なバリアフリー化リフォームの種類を紹介していきます。

1、段差の解消

バリアフリー化というと、段差の解消をまず連想する方が多いと思いますが、玄関の場合は土間と廊下の間に大きな段差があるため、そこをスロープ化したりフラットにすることで対応します。

また、玄関のたたきと外の玄関ポーチの境目に段差があれば、それを解消することも必要ですね。

それに、車椅子が通れる幅は、使用する車椅子のサイズを考慮する必要があり、介護椅子を楽に押せる傾斜は5%くらいまでなので、傾斜角度は「45度×5%=2.25度」となるので、段差が20cmであれば、「20cm/5%=400cm」の敷地にスロープを施工することになります。

ちなみに、スロープは床材も重要なポイントで、バリアフリーを目的としたスロープには車椅子が滑りにくい床材を選ぶ必要があります。

また、土間コンクリートのハケ引き上げは防滑性もあり、スロープのような斜面に適しているので、車椅子の廊下や脱輪防止のため縁石があると安心です。

2、手すりの取り付け

人が歩く動線にあたる箇所に手すりを取り付けることで、歩行を楽にすることができますが、玄関であれば、フロア部分の壁面に手すりをつけるケースが多くなっています。

また、たたき部分に床から生やすような形で自立式の手すりを取り付けることもあります。

3、ドアの改修

必要であれば、玄関ドアをリフォームすることもありますが、内容としては、

・ドアノブを交換して開閉方式に変える

・車椅子が通れるように開口部分の幅を拡張する

・ドアから引き戸へ変更する

・段差解消のために引き戸の下のレールをなくして吊り戸にする

などが代表的な方法です。

4、足元照明の追加

夜など暗くなりがちな玄関には足元などに照明を設置するリフォームも多く行われていて、人感センサーや明るさセンサーで自動点灯する方式の照明を選べば、バリアフリー化・防犯・省エネの3つの効果が一度に得られます。

5、腰掛ける場所の確保

高齢の方などが靴の脱ぎ履きをするために、ちょっと腰掛けられる場所が玄関にあれば、より便利になるので、ベンチや、座れる収納家具などを置く場合があります。

このように、玄関のバリアフリー化は様々な内容があるので、例えば「2」の手すりや、「5」の腰掛ける場所の確保などであれば、DIYで行おうとする人もいますが、取り付けの位置は使う人にとって適切な場所を決め、水平にきちんと設置するのが意外と難しく、失敗するとかえって不便なリフォームになってしまいます。

なので、きちんと施工実績の豊富な安心して任せられるリフォーム業者に依頼するようにしましょう。

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玄関のバリアフリー化リフォームの費用や事例!補助金なども

玄関のバリアフリー化は、その内容によって施工費用や工事期間も異なり、例えばコンクリートスロープの場合は、費用の相場は27,000円前後で、最短で1~2日程度が目安です。

ちなみに、玄関にスロープと合わせて手すりをつけるとなると、工事期間は変わらないのですが、費用相場は78,000円くらいになります。

また、上記は施工費用なので、実際にはスロープを作るためのスペース作りなど、玄関周りの状態によってリフォーム内容も大きく変わるので、一般的なリフォーム工事費としては、20万~50万円ほどかかるのが相場ですね。

ちなみに、これには次のリフォーム内容が含まれています。

・木製スロープと手すり取り付け:約21万円

・支柱型スロープ:約40万円

・コンクリートスロープ (既存の土間コンクリートハツリ工事あり):約28万円前後

・門扉を撤去して土間コンクリートスロープと手すり取り付け:約42万円

・コンクリート刷毛引き仕上げスロープ:約25万円

・フットライト:約5万円(1ヶ所につき)

出典:オウチーノHP

こちらは実際に玄関をバリアフリー化した事例で、玄関までに緩やかなスロープと手すりを取り付けていますが、スロープも長く、手すりも立派なタイプなので、価格は150万円かかっており、工期は3週間だったので、ケースバイケースですね。

補助金について

出典:Kashiwagi HP

このように玄関のバリアフリー化にはそこそこ高額の費用がかかるので、躊躇してしまいますが、介護保険制度を活用すると、ある一定の条件を満たした介護リフォームに補助金が支給されるのをご存知ですか?

介護保険制度には「居宅介護(介護予防)住宅改修費」という項目があるのですが、被保険者が必要とするリフォームについて、決められた条件を満たした上で申請すれば、補助金が支給されます。

・補助金受給の対象

補助金の受給ができるのは、要支援1~2、要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者です。

そして、補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅です。

・補助金の上限

補助金の支給は、被保険者1人につき改修費用20万円までと決められています。

そのうち1割は自己負担です。

つまり、20万円のリフォーム工事の場合、2万円を自己負担し、18万円が支給されるということになりますね!

なので、工事費用が20万円を超えた場合は、1割の2万円+超えた金額を負担することになるのでだいぶ負担額が減りますね。

・補助金の利用

原則として補助金の給付は被保険者一人につき1回ですが、20万円を数回に分けて利用することができるので、例えば、1回のリフォームで10万円しか使わなかった場合、次にまた10万円で他の工事を行えるということになります。

また、被保険者が転居したり、要介護区分が3段階以上進んだりした場合は、再度20万円までの給付を受けることも可能です。

なお、補助金を支給してもらうためには、工事の承認申請をしなければなりません。

その大まかな流れとしては、

工事前の承認申請→承認→施工→工事終了→補助金の支給申請→補助金支給

となります。

また、補助金支給の対象となる工事内容も決まっており、

・手すりの取り付け

・床の段差の解消

・滑り防止やスムーズな移動のための床材の取り替え

・引き戸など使いやすい扉への取り替え

・上記に関する必要な付帯工事

となるので、念のためチェックしてみてくださいね。

減税も受けられる?

玄関のバリアフリー化も含め、住宅リフォームを行っていれば、特定の条件を満たしていれば様々な「税の優遇措置」を受けることができるので、その種類としては

・所得税の控除

・固定資産税の減税措置

・贈与税の非課税措置

です。

ちなみに、前者二つはバリアフリーや省エネなど、一定の要件を満たすリフォーム工事を行なった場合に適用され、最後の贈与税の非課税措置は、リフォームを行うための資金を父母などから贈与された場合に適用されます。

なので、今回については「所得税の控除と固定資産税の減税措置にあたる」ということになるので、所定の工事を行なった年度の確定申告で必要な手続きを踏むことで、その年に納めた所得税から一定額が減税され、還付金という形で受け取ることができます。

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玄関のバリアフリー化リフォームをするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!

今回は、玄関のバリアフリー化リフォームについて、そのメリットやデメリット、内容と気をつけなければならない大切なポイント、費用の相場やリフォーム事例などについてもお伝えしましたね。

なので、こうした玄関のバリアフリー化リフォームをするなら、まずは施工の実績が豊富なプロの業者に複数依頼していろいろ見積りを取って、費用や作業への信頼性を比較すると良いでしょう。

とはいえ、3社以上のリフォーム業者に問い合わせるのは面倒だし、電話代もバカになりません。

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