家族との会話もしやすく、何よりおしゃれなインテリアとしても有効な対面式キッチンへのリフォームは人気ですよね。
なので、対面式キッチンとは何か、レイアウトの5つのコツでカウンターや収納、寸法や目隠しといったことや、また、メリットとデメリットなどについても知りたいのではないでしょうか。
それから、対面式キッチンのリフォーム事例やリフォームにかかる費用、また、リフォームの失敗談などについても気になりますよね。
そこで今回は、対面式キッチンのレイアウトの5つのコツ、また、デメリットやリフォームの注意点などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
対面式キッチンのレイアウトのメリット・デメリット!失敗談も
対面式キッチンはどちらかというと子育て世代向きのプランで、リビングで遊んでいる子供を見ながら家事をしたり、夫婦で会話をしながら料理をしたりといったコミュニケーションに最適なプランです。
なので、まずは対面式キッチンのメリットとデメリットをチェックしてみましょう。
1、 メリット
・ リビングの様子が分かって解放感がある
・ 小さな子供がいても安心
・ 家族とコミュニケーションがとれる
・ テレビを見ながら調理ができる
・ 食事前後の配膳が便利
といったことが考えられますよね。
では、それに対してデメリットはどんなことがあるのでしょうか?
2、 デメリット
・ 部屋全体に臭いが広がりやすい
・ キッチン周りが丸見えになる
といったことがあるのです。
つまり、オープンな空間になる代わりに、これまで隠せていたキッチン周りの細々とした収納や、揚げ物をしたときなどの臭いが気になるようになるということですね。
それに、対面式キッチンは、キッチンの前面にカウンターがあることが多く、奥行き方向にスペースを取られてしまいがちになり、レイアウトするときはコツが色々と必要です。
対面式キッチンの失敗談まとめ!失敗した理由とは?
実際に対面式キッチンにリフォームした方の間でも、次のように様々な失敗談があるのです。
・ 失敗談1
ショールームで一目ぼれして決めたアイランドキッチンですが、使い始めると隠すものが無く、なんとなく周りから見られているような気になってしまいます。
食べ終わった食器などもすぐに洗い終えないと、丸見えのままは置いておけないのは想定外でした。
・ 失敗談2
壁付けのオープンキッチンから対面キッチンにリフォームしたら、リフォーム前と比べて狭くなってしまい使いにくくなった。
図面も確認して問題なさそうに見えたのに、いざ使い始めると思ったより狭く、新しいキッチンなのに残念。・ 失敗談3
ダイニングとキッチンを一緒にリフォームしました。
リフォーム前は出窓に面していた流しがあったのですが、対面式キッチンにして、今は後ろに食器棚があるため、昼間でも暗くなってしまいました。
・ 失敗談4
お気に入りのシステムキッチンも決まり、何とか予算内に収めたと思ったのですが、キッチン幅の関係で床も張り替えなければならなくなりました。
床までは考えていなかったのと、システムキッチン自体に予算を取りすぎてしまい、安っぽい床材を手配してしまいました。
その時は気が付かなかったのですが、出来上がると床の方が目につき、なんとなく野暮ったいキッチンになってしまいました。
・ 失敗談5
義母が私たちの結婚祝いということでリフォームをしてくれました。
お金を出してもらうので、あれこれ口出しをしないようにしていたのですが、キッチンが私には少し低いようです。
私は身長が170cm以上あるのですが、キッチンの高さはどうやら普通サイズのようです。
使えないことは無いのですが、せっかくであれば高さについてはしっかりと意見を言っておけばよかったです。
出典:リフォームガイドHP
このように、対面式キッチンはおしゃれだけにこだわって作ると失敗するようで、間取りや寸法など、細かなコツがいろいろあることがわかりますね。
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対面式キッチンのレイアウトの5つのコツ!
では、同じような失敗を繰り返さないように、対面式キッチンのレイアウトテクニックを、ポイント別にチェックしていきましょう。
1、 ダイニングスペースを対面式キッチンに隣接させる
出典:リフォームガイドHP
対面式キッチンはキッチンの前面にカウンターがあることが多く、奥行き方向にスペースをとられてしまいがちなので、基本的にはダイニングスペースを対面式キッチンに隣接させて、ソファーを壁に沿って置き、テレビも壁のある角を利用してレイアウトすると、導線のつながりが良くなります。
出典:インテリアサプリHP
2、 調理スペースと通路幅に余裕をとる
調理スペースとは料理の下ごしらえをしたり、まな板を使ったり、盛りつけをするところですが、シンクとコンロの間に最低45cmは確保した方が良いでしょう。
また、キッチンセットと背面の壁や食器棚との通路幅も「狭すぎず広すぎず」といったようにすると使いやすいので、一人で使うキッチンなら通路幅は寸法85cm程度、二人で使うなら寸法1m20cm程度は確保しましょう。
これより狭いと、下部収納の奥をしゃがんで使うのにも背中が疲れてしまったり、すれ違う時にぶつかるなどの事故がおきます。
また、キッチンとダイニングの間をつなぐ通路は広めに取った方が良く、狭いと熱い汁物を持ったときにぶつけてしまうことがあり危険なので、90cm程度は確保し、カウンターなどの出っ張りがないようにすることも大切なポイントです。
3、 生活感が出やすい手元を上手に隠す
対面キッチンのメリットは、キッチンの背面に作る壁の高さや形に沿ってオープンキッチンに近づけたり独立キッチンに近づけたり暮らし方に合わせてコントロールがしやすいところですが、生活感が出やすい手元が丸見えになってしまいます。
そんな中、実は対面式カウンターと一言でいっても、厳密に言うと次の3つのタイプがあるのです。
・ キッチン前の部分にカウンターを設置した「カウンター式対面キッチン」
(出典:http://ryu-kenchiku.com/blog/2015/04/05/5515/)
このタイプはカウンターの高さを調整すると手元の洗い物や見せたくない部分を目隠しできますし、カウンターの下も上手に利用すると収納力もアップします。
・ カウンターがなく作業スペースのトップ部分がフラットな「フルオープン対面式キッチン」
(出典:http://ryu-kenchiku.com/blog/2015/04/05/5515/)
このタイプはカウンターがない分作業スペースが広く取れて配膳作業も効率よく行えますが、すっきり片付いていないと来客時などは気になりますよね。
このように、対面キッチンづくりのポイントは、このカウンターの壁の高さにこだわるところにあり、雑多な作業を隠したいなら壁を高く、オープンにしたいなら低くする、またはフラットにする、といったように高さは自由自在なので、自宅の都合に合わせたリフォームプランを立てるようにしましょう。
4、 吊戸棚の有無はよく検討する
最近人気の対面キッチンのプランは、吊戸棚がなく、フラットな対面カウンターがついたよりオープンなスタイルですよね。
また、スッキリして見た目もかっこよくなりますし、インテリアとしても素敵になりますが、壁面収納を取り付けるリフォームをするなどして、他の部分の収納効率を上げれば、吊戸棚がなくても大丈夫と考える方が多いですね。
最近のシステムキッチンはキッチン下に大きな引き出しがついていて、かなり便利になっていますが、それでも、これまでの収納状況と、リフォーム後のプランが本当に十分に合致しているか、よく検討してから吊戸棚の有無は決めるようにしましょう。
5、 油ハネや臭い、水音対策もする
オープンならではのデメリットでいうと、揚げ物をしたときの油煙や臭いがどうしても部屋中に行き渡ってしまうので、排気能力が高い換気扇を選ぶことも大切ですが、吸気口の確認も忘れないようにしましょう。
また、できればコンロ周辺は壁で覆っておくと油煙の広がりを防げるだけでなく、油はね対策にも有効なのでオススメです。
ちなみに、意外と気になるのが「水音」で、シンクで水を出しているとうるさくて会話ができない、テレビが聞こえないこともあるので、水音が響かない静音シンクやシンクマットで対策しておくと良いでしょう。
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対面式キッチンのリフォームの事例と費用!
それでは実際に、対面式キッチンにリフォームした方の事例や費用、そして失敗談などもチェックしていきましょう。
リフォーム費用の相場
対面式キッチンは、メーカーでは「ペニンシュラ型」と「アイランド型」の2つに分けていることが多いですが、どちらにするかで商品価格がかなり変わります。
出典:リフォームガイドHP
一般的には、アイランド型のローグレードが180万~230万、ハイグレードが250万~300万、ペニンシュラ型がローグレードで120万~160万、ハイグレードで170万~200万なので、ペニンシュラ型の方が少し安いですね。
さらに、リフォームにかかる一般的な費用の相場は次の通りです。
・ 壁付けキッチンをペニンシュラキッチンにする場合
基本工事費+諸経費170万円程度
・ 壁付けキッチンをアイランドキッチンにする場合
基本工事費+諸経費260万円程度
このように、電気やガス、水道などの設備に関する工事が必要なキッチンのリフォームは非常に高価になりがちですが、アイランドキッチンでは、キッチンのパーツの中でも高額な化粧パネルを、一面だけでなく四面に取り付ける必要があることや、換気扇を天井に取り付ける必要があり、天井の壁紙も貼り替える必要があることなどから、費用が高くなります。
対面式キッチンのリフォーム事例は?
・ 事例1
出典:ホームプロHP
こちらはフラット型にしたことで、リビングとダイニングがつながって家族の会話が楽しめるようになり、料理をしながら外の風景もよく見渡せるようになった一例です。
ちなみに工期は1ヶ月、工事費は230万円でした。
・ 事例2
出典:エコリフォームHP
こちらは新婚のご家庭のリフォームで作った対面式キッチンで、カウンター式にすることで手元が隠れて上手に目隠しされていますね。
ちなみに、こちらの家庭ではリフォームから2年後に赤ちゃんが生まれて、家事をしていてもリビングにいる赤ちゃんの様子に目を配ることができ、対面式キッチンの良さをますます実感されています。
・ 事例3
出典:エコリフォームHP
こちらはシニアの夫婦のご家庭でのリフォームですが、カウンターを少し腰高にすることで、目隠しにもなりますし、配膳時にちょっと置くスペースにもなっていいですね。
また、このリフォームの際にガスからIHへの切り替えも行い、安全性も高まっています。
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対面式キッチンへリフォームをするなら、リショップナビで賢く見積りを取ろう!
今回は、対面式キッチンのリフォームについて、対面式キッチンのメリットとデメリット、失敗しがちなポイントや、それに対する対策とリフォーム事例、また、リフォーム費用などを紹介してきました。
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